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フェラガモのブランドイメージは?
靴・バッグ・アクセサリーなど、数多くのアイテムがありますが、「靴のブランド」というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
フェラガモは、女優のマリリン・モンローやオードリー・ヘプバーンがフェラガモのヒールやパンプスを愛用したことにより、世界にその名が広く知られるようになりました。そのため、「フェラガモと言えば靴」だと思う方が多いのです。
また、全体的に落ち着いたアイテムが多く、年齢層も少し高めの方が身に着けているイメージもあるでしょう。セレブや有名人の顧客が多いこともあり、「20代では厳しい」と心配する方も少なくありません。
フェラガモが似合う年齢層
それでは、どの年齢層に似合うのでしょうか。
フェラガモは全体的にシックで落ち着いた色合いのアイテムが多く展開されています。そのため、洗練された大人の魅力を引き立てる効果があり、働き盛りの20代後半から40代におすすめです。
アイテムごとに人気の年代が分かれていますが、実のところ、フェラガモの購入者はこの20代後半から40代が中心のようです。長持ちするアイテムが多いため、若いうちに背伸びして購入しても問題ないでしょう。
【アイテム別】フェラガモがおすすめの年代
それでは、アイテム別にどの年代に人気があるのか見ていきましょう。どれも良質な素材を美しく加工したデザインばかりです。購入するときの参考にしてみてください。
財布
財布は、若い方にも手が届きやすいアイテムのため、20代から40代まで幅広い年代に人気があります。仔牛やダチョウなどの高級素材を使用しているのが特徴で、収納力と機能性が高く、すっきりとした印象です。
種類も豊富にあり、画像のようにリボンがあしらわれた可愛さのあるデザインがあります。耐久性も高いため、長く愛用できるでしょう。
バッグ
フェラガモのバッグは、流行に左右されることなく長く使用できます。
主に購入している年齢層は30代以降の方が多く、特に、金具部分に『ガンチーニ』が施されているハンドバッグは人気があります。その他のバッグも使い勝手がよく、年齢を気にせずに長く使い続けることができるでしょう。
ネックレス
ネックレスは、30代から40代に人気のアイテムで、首周りを華やかにします。
バッグ同様、ガンチーニをあしらったデザインが人気であり、プライベートのみならずオフィスコーデにも似合います。価格はおよそ3万円から4万円程度で、20代の若い方でも手の届く範囲です。早いうちに購入するとよいでしょう。
ネクタイ
フェラガモは、メンズ用品も数多く展開しています。その一つであるネクタイは、スーツを長年着こなしてきた50代の方におすすめです。
イルカやペンギンなどをモチーフにした幾何学模様のようなデザインが揃っています。遊び心が満載ですが、遠くから見ると定番のネクタイに見えるため、使い勝手がよいです。
フェラガモはダサいと言われている理由は?
世界的に有名なフェラガモですが、中には「今の時代に合わない」と思う方もいるようです。ブランドとしての伝統を重んじるがあまり、昭和のようなデザインに見えてしまうのでしょう。
しかし、その特徴はフェラガモにしか出せない『個性』とも言えます。大人の余裕を感じさせる上品なデザインは服装に合わせやすく、他のブランドでは表現しきれない魅力です。
事実、日本にいるモデルや著名人にフェラガモのアイテムを愛用している方が多くいらっしゃいます。決して、「ダサい」とは言い切れないでしょう。
フェラガモとは?
ここまでフェラガモが似合う年齢層についてご紹介しましたが、このブランドの本質とはどのようなものでしょうか。世界的に有名な企業へと成長した背景について解説します。
フェラガモの歴史
まずは、フェラガモがどのような歴史を歩んできたのか紐解いていきたいと思います。現在はファッションに関わるさまざまなアイテムを展開していますが、創業時は少し離れたところからはじまりました。
フェラガモは靴職人だった
先述で、靴ブランドの印象があるとご紹介しましたが、それもそのはず、フェラガモは元々、靴屋からスタートしています。
創業者であるサルヴァトーレ・フェラガモは、9歳の時から靴の製作を始めた天才靴職人でした。11歳で初めて靴屋を開業し、15歳でアメリカに渡って機能性とデザインの両方が優れたオーダーメイドの靴を手掛けます。
その時に、マリリン・モンローやオードリー・ヘップバーンをはじめとしたセレブたちに関わり、人々から『スターの靴職人』という名で広く親しまれたのです。
フェラガモブランドは靴工房からスタート
名前が知れ渡るようになったサルヴァトーレは、1927年にイタリアへ戻り、自身の靴工房を立ち上げます。
開業当初から多くの顧客をかかえ順風満帆のように思われましたが、世界大恐慌により暗雲に包まれます。株価大暴落による倒産の連鎖反応は、フェラガモにも打撃を受け、1933年に倒産してしまいます。
それでも、1938年に復活を果たし、女優に愛されるデザイン性の高さは、顧客の心を再び掴みました。
その後、1960年にサルヴァトーレが亡くなりますが、家族によりブランドは継続します。生前の彼の意思を汲み取り、靴工房から世界で有数の総合ファッションブランドへと変貌し、今に至るのです。
フェラガモの特徴
現在も世界中から多くの女性に愛されていますが、他のブランドにない特徴はどのような点でしょうか。主に以下の3点が挙げられます。
多くの愛用芸能人がいる
先述でも触れましたが、靴を中心に手掛けていた頃から多くの芸能人が愛用しています。その強固なステータスは現在も維持しており、SNSで芸能人やインフルエンサーたちの着こなしが気軽にチェックができるため、ブランドにも注目が集まっています。
好きな芸能人と同じものを身に着けたいという思いが、フェラガモの人気を加速させているのです。
デザイン性と機能性が高い
デザイン性と機能性の両方が優れたアイテムが揃っているのも、フェラガモの魅力です。靴工房時代から追求しているその精神は、総合ファッションブランドとなった現在も継承しています。
例えば、先述で紹介したハンドバッグ『ガンチーニ』は、シンプルな見た目ですが、内側にはポケットや仕切りによって小物の収納が可能で、機能面にもこだわりがあることが分かります。
外見だけでなく、使用者への心遣いがあるからこそ、ブランドとしての信頼度が高いのです。
素材へのこだわりがが強い
上記に関連しますが、フェラガモは素材にもしっかりこだわっており、世界的に高い評価を受けています。最高級の素材を使用するだけでなく、SDGsの考えに賛同し、環境にも配慮したリサイクル素材を積極的に活用しているのです。
ファッション業界に新しい道筋をつけている取り組みは、多くの企業やセレブから支持されており、相乗的にブランドの人気へとつながっています。
まとめ
フェラガモは、デザイン性と機能性にこだわった製品で、芸能人やセレブをはじめとした数多くの顧客を魅了しています。「大人のブランド」というイメージが強いですが、20代からでも似合うアイテムは多くあります。ぜひ購入していただき、自分の新たな魅力を見つけてみてください。