気品あるフェンディ「トゥージュール」のシリーズやサイズ展開を解説

フェンディ「トゥージュール」とは？

フェンディの「トゥージュール（2Jours）」は、ブランドコンセプトであるデュアリズム（二面性）を表す「2」と、フランス語「toujours（いつも、永遠に）」の、2つの言葉を掛け合わせて名づけられたハンドバッグです。

シンプルで気品あるフェンディ「トゥージュール」

フェンディのトゥージュールは2012年に誕生しました。シンプルなデザインだからこそ、どこか気品が漂うラグジュアリーなハンドバッグです。ストラップが付属しているので、ショルダーバッグとしても使用できます。

落ちついた雰囲気があるのでビジネスシーンでの愛用者が多く、休日のおでかけはもちろんフォーマルな装いにもマッチしてくれます。そのフェンディらしい高級感から、幅広い年齢層に愛されているバッグです。

フェンディ「トゥージュール」のサイズ展開

ぱっと見では小さく感じるフォルムですが、しっかりマチがあり、A4サイズも難なく収まる収納力があります。そのため通勤用としても使いやすいサイズ感です。内側にはファスナーポケットとオープンポケットが1つずつあり、小物などを収納できるのも嬉しいポイントです。

また後ほど詳しく触れますが、2014年に登場した新しいシリーズでは、少しコンパクトになったサイズも展開されています。

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フェンディ「トゥージュール」の定価

フェンディのトゥージュールは、現在廃盤となっているアイテムです。そのため定価については詳細な情報が得られませんでした。

現在は中古市場でのやり取りが主流となっており、新品に近いもので約17～21万円程度のようです。おそらく新品入手が難しいことから、状態のいいものは今後価値があがるかもしれません。

フェンディ「トゥージュール」が合う年齢層

バッグもコーディネートの一部です。洋服も年齢によって合う合わないがあるように、しっくりこないアイテムを選んでしまうと、全体のバランスが崩れてしまいます。

フェンディは20～40代まで、幅広い年齢層にマッチするブランドです。特に「トゥージュール」は、クラシカルな定番のフォルムで落ち着いたデザインです。20～40代だけでなく、50代、60代と年齢を重ねても違和感なく使い続けられるでしょう。

フェンディ「トゥージュール」の特徴

フェンディといえば、ブランドアイコンであるFFロゴモチーフの「ズッカ柄」やシマ模様の「ペカン柄」が有名です。シグネチャー柄が定番のフェンディでは、トゥージュールは珍しいシンプルなデザインだといえるでしょう。

高級感がありユニークなデザイン

トゥージュールは全体的にシンプルなデザインです。丸みを帯びた、台形ボックス型のフォルムなので品の良さが感じられます。トップハンドルには「FENDI」のロゴが刻印されたメタルプレートとレザーのネームタグが付き、デザインのアクセントになっています。

年代や流行に左右されない、エレガントなディテールなので高級感があります。また、クロコダイルやベルベットなどのリッチな素材を選べたり、グラフィカルなカラーリングなど、ユニークな遊び心を感じるデザインも展開されていました。

収納力と機能性が高い

トゥージュールはA4サイズや500mlのペットボトルも入るので収納力は抜群です。上部は大きく開くようになっているので、バッグの中のものが取り出しやすいのも嬉しいポイントです。

サイドにはしっかりとマチが入り、中央にはファスナー式の仕切りポケットがあります。バッグの中がセパレートできるので、かさばりやすい書類や小物も整理整頓がしやすいでしょう。スマホやお財布などの貴重品を、ファスナーポケットに収納すれば防犯対策もバッチリです。

好きなイニシャルをネームタグに入れることができる

販売時にはトップハンドルに付いているネームタグに、好きなイニシャルを入れられるホットスタンピングのサービスが提供されていました。当時は個性的でユニークなサービスとして人気があったようです。

そのため中古市場で見かけるトゥージュールには、イニシャルが入っているものを見かけます。もしも購入を検討するなら、イニシャルが入っているかどうかを、念のため確認したほうが良いかもしれません。

肩掛けスタイルでも持てる

トゥージュールは、取り外し可能なショルダーストラップ付きなので、2WAYバッグとして使用できます。荷物が多い時や両手をフリーにしたいときは、肩から掛けられるのでとても便利です。さらに進化した3WAYバッグでは、斜め掛けできるショルダーバックにもなります。

落ち着いた雰囲気があるフォルムなので、どんな持ち方をしてもエレガントな印象は変わりません。その日の気分やファッションに合わせて、コーディネートを楽しむことができるでしょう。

フェンディ「トゥージュール」の3種類のニューシリーズ

トゥージュールが登場してから2年後、2014年の春夏コレクションで3種類のニューシリーズが発売されました。ショルダーストラップが長くなったことにより、2WAYから3WAYに進化したニューシリーズは、従来のものよりさらに使い勝手がよくなりました。

プチトゥージュール

プチトゥージュールは、トゥージュールよりも横幅が10cmほど小さくなったモデルになります。トゥージュールのデザインと機能性はそのままで、コンパクトになっても高い収納性は健在です。長財布やメイクポーチなど、お出かけアイテムをらくらく収納できます。ミニバッグの流行をおさえた3WAY仕様になっています。

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デミジュール

デミジュールはスクエアボックス型のコンパクトなバッグです。開口部分の上部が「フタで覆われているフラップ式」と「ファスナータイプ」に分かれていて、背中合わせの構造です。

2つの収納スペースがあり、使いやすさと機能性を兼ね備えています。こちらも長めのストラップがついているので、3WAY仕様となります。

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トロワジュール

トロワジュールはトゥージュールとほぼ同じサイズのものと、ミニタイプの2つの種類があります。トートとショルダーを切り替えられる2WAYタイプは変わらず、サイドに広がるマチが特徴的なデザインのバッグになります。

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フェンディ「トゥージュール」は古い？廃盤で新品を購入できない

トゥージュールは現在では廃盤となっています。新品での購入はおそらく難しいでしょう。とはいえ、フェンディ定番のバッグなので今でも人気があり、中古市場で見つけることができるでしょう。ネットオークションでも、使用感の少ない綺麗なものが出品されていました。気になる方は早めに探してみてください。

ブラックやベージュなど定番のカラーだけでなく、ファッションのアクセントとなるような、鮮やかなレッドやブルーなども展開されていました。ぜひこの心ときめくアイテムと出会うために動き出しましょう。

フェンディ「トゥージュール」の買取相場価格

一般的に、トゥージュールの買取相場の価格は約2～6万円程度となっています。トゥージュールの売却を検討していても「ネームタグにイニシャルが入っているから買取額が下がるかも？」と不安に思うかもしれません。しかしそのような場合でも、いい状態であれば高価買取になるケースも多いです。

一番大切なのは、バッグの状態が購入した時の状態にどれだけ近いかです。買取業者で査定に出す場合は、シミやシワ、汚れなどを、少しでも軽減できれば買取額アップにつながります。もしも使用していないなら、査定を受けることをおすすめします。

まとめ

シンプルで機能的なデザインのトゥージュールをご紹介しました。トゥージュールはフェンディのエスプリが、すべて表現されたバッグだといえるでしょう。残念ながら廃盤となってしまいましたが、今でも高い人気を誇る素敵なバッグです。