モンスターの誕生と歴史
フェンディは、1925年にアデーレ・フェンディとエドアルド・フェンディ夫妻がイタリア・ローマで創業したファッションブランドです。創業当初より毛皮製品を取り扱っており、フェンディのイメージの1つであるファーを販売していました。
1946年以降はフェンディ夫妻の5人娘たちも経営に関わり始め、1965年にはカール・ラガーフェルドを主任デザイナーに採用しています。1970年代以降には毛皮や革製品以外にもコートや香水、ジャケットなども扱うようになり、ラインナップの幅を広げていきました。1992年にはシルヴィア・フェンディもデザインに参加し、2000年にLVMHグループの傘下に入ったことで、世界的な有名ブランドへと成長しています。
モンスターはクリエイティブディレクターであるシルヴィア・フェンディによって作られました。この世にないものを作りたいという気持からデザインされたバッグバグズの最初のアイテムはチャーム。バッグに付けてアレンジすることで、楽しい気分で長くバッグを使うことができるようにという願いが込められています。チャームとして登場したモンスターですが、絶大な人気を得たため、財布やバッグ、時計や洋服などバリエーション豊富に展開されることとなりました。
遊び心のあるデザインが人気
一気に注目を集めることができるモンスターですが、遊び心のあるデザインが人気の理由です。人間の顔にインスピレーションを受けて作られているため、さまざまな表情のアイテムがあります。コーディネートにもインパクトをプラスしてくれますよ。カラーバリエーションも豊富なので、他の人とは違ったアイテムを持ちたい方や個性的なファッションが好きな方におすすめです。
モンスターの魅力はデザインだけではなく、素材にもあります。チャームにはFENDIの代名詞であるファーが使われており、バッグなどにはレザーなどの高級素材のアイテムが多くみられます。インパクトのあるデザインと質の高い素材の組み合わせが高級感を感じさせます。しっかりとした素材が使われているので、長く使うことができるのも嬉しいポイントですね。
ピーカブー
フェンディの「ピーカブー」は、2009年に登場したレザーバッグです。シングルハンドルのデザインで、スタイルを上品に見せてくれるピーカブーですが、その名前の由来は英語で「いないいないばあ」を意味するもの。その名前の理由は、タイムレスで飽きの来ないシンプルな外見とは裏腹に、バッグの口を開けてみるとその中のライニングのデザインによって、また違う表情を生み出してくれるためです。
FENDIを代表するバッグのひとつであるピーカブーにもモンスターモチーフの商品があります。バッグの中から覗いているように出ているモンスターの目がかわいらしいデザインです。レザーのバッグなので、高級感があり、丈夫で長く使うことができるのも嬉しいですよね。
たとえば、外がレザーでも中が温かみのあるスエード調のものや、フェンディおなじみのBag Bugsアイを装飾したデザイン、モンスターなど、とても遊び心満載のバッグなんです。また、バッグの開閉は光沢あるパラジウムで仕上げたメタルバーを回転させる仕様。ファスナーよりもバッグを開閉がスムーズで、あつかう手元も上品に見せてくれますよ。ショルダーストラップつきの2WAY仕様なので、1つで色々な持ち方が楽しめるのも人気の理由です。
まとめ
FENDIの人気モチーフであるモンスターを紹介しました。遊び心のあるデザインと高級感でコーディネートの幅を広げてくれるアイテムです。一目見るだけで楽しい気分になれるモンスターにはさまざまな商品があるので、日常的に取り入れられるのが嬉しいですよね。モンスターが気になる方は今回紹介したアイテムを参考に購入を検討してみて下さい。