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クリスチャンディオールの象徴「レディ・ディオール」とはどんなバッグ!?

クリスチャンディオールの象徴「レディ・ディオール」とはどんなバッグ!?

レディディオールとは、クリスチャンディオールの象徴的バッグであり、1995年に登場してから20年以上経過した現在でも、人気を集め続けています。基本的なフォルムは変更されていませんが、シーズンごとに様々なデザインが誕生しています。今回は、レディディオールの魅力を徹底解説していきます。

ディオールの歴史

ディオールはフランスのファッションデザイナーであるクリスチャン・ディオールが、1946年に創業した高級ブランドです。現在でもフランスを代表するブランドとして、ブランド品の中古・リサイクル買取市場でも定番人気のブランドとなっております。

最初のコレクションで女性らしいシルエット「ニュールック」を発表

ディオールはメゾンを開いて最初のコレクションで「ニュールック(コロールライン)」と呼ばれる女性らしい美しいシルエットのコレクションを発表し、フランスのファッション業界に衝撃を与えます。

当時のフランスではシャネルによる女性のパンツスタイルなどが定着しつつあり、ディオールのデザインした女性らしいフェミニンなドレスはまさに時代を逆行する存在でした。また戦時中であった当時に贅沢な生地をたっぷりと使用したディオールのコレクションは、賛否両論の大きな反響を呼んだのです。

フランスファッション業界に新たな風を呼ぶ

ディオールの革新的なオートクチュールの数々は、当時停滞していたフランスのファッション業界に新たな風を呼び込み、ディオールはフランス貴族憧れのブランドとして急成長していきました。ディオールのモダンで洗練されたデザインの伝統は現在も引き継がれ、ブランド品中古・リサイクル買取市場でも高い人気を誇っています。

天才的デザイナーであった創業者のクリスチャン・ディオールは、ディオールの創業後わずか10年足らずで急死してしまいます。ですが、その後もイヴ・サンローランやジョン・ガリアーノなど数々の奇才が、デザイナーとしてブランドを引き継ぎ、ディオールは成長していきました。

躍進を続けるラグジュアリーブランド

ディオールは1990年代に正式に「LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)」の傘下のブランドとなりました。

1994年のレディディオールがダイアナ妃の愛用バッグとして人気を博すなどヒット作を飛ばし続けます。2000年代にはトロッターなどの流行で、日本でもブームとなりました。

元々は名前が違ったレディ・ディオールの誕生とは

レディディオールは、クリスチャンディオールのアイコンバッグと呼ばれるほど、人気のアイテムです。遡るとレディディオールは、元々「カナージュ・キュイール(格子の革)」という名前で発売されていました。

ダイアナ元妃に愛用されたバッグ

当時ディオールの得意客であったフランスのシラク大統領夫人がパリを訪れたダイアナ元妃にこのカナージュキュイールをプレゼントしたところ、自ら全色を購入してしまうくらいとても気に入られたそうです。

それ以降ダイアナ元妃がカナージュ・キュイールを持った姿がよく見られたことから、1995年にダイアナ元妃の愛称であった「レディ・ダイアナ」に由来して「レディ・ディオール」に改名することとなったと言われています。

今もなおファッションアイコンとして人気を博すダイアナ妃が、普段着にもそしてフォーマルな装いにもレディディオールをあわせたことで、「どんなスタイルにも合うバッグ」として存在感を確立しました。それはまさに、ディオールのビジョンであるエレガンスと美を体現するタイムレスな逸品です。

レディ・ディオールのサイズ展開

3サイズの展開となっており、サイズが豊富なところもレディ・ディオールの魅力です。トレンド感のある手のひらサイズから、パーティーにもそして通勤にもぴったりな大容量サイズまで、幅広く展開しています。

ミニサイズ

最も小さいミニサイズですが、マチ幅は7cmとやや広い構造の為、コンパクトウォレットやスマホ、リップなどの最低限の荷物が入るサイズとなります。コンパクトなサイズ感がよりキュートな印象を与え、ハンドバッグとしてもストラップを使ったショルダーバッグとしても、より女性らしさを引き立たせてくれます。

ミディアムサイズ

誕生当初から親しまれているミディアムサイズは、横幅も十分ある為、ロングウォレットや手帳、コスメポーチ等毎日使用するアイテムをしっかりと収納できるサイズとなっています。

ラージサイズ

最も大きいラージサイズは、ミディアムサイズの幅はそのままに、縦と横が大きくなったサイズです。タブレット端末や手帳類はもちろん、A4サイズのノートPCも持ち運ぶことができ、ビジネスシーンでも活躍できるサイズです。

レディ・ディオールの素材の展開

基本的なシルエットは同じですが、素材によっては違うデザインだったりと雰囲気がガラリと変わります。なので、素材違いで持つのもおすすめ「一生もの」を選ぶからには、素材までしっかりこだわりたいですね。今回は、レディディオールに使われている代表的な素材を紹介します。

ラムスキン

カナージュステッチがふっくらとしたラムスキンによって更に存在感を増し、レディディオールといえばコレ!と思われる方も多いかと思います。ラムならではの光沢感が高級感を漂わせ、持つ人をより魅力的に演出してくれます。ブラックカラーは王道の人気カラーですが、カラーバリエーションも豊富にあり、お好みによって選んでいただくことができます。

エナメルスキン

「カナージュ パテントカーフスキン」と称されるこちらのエナメルも、人気の素材の一つとなっています。エナメルによる光沢感は、レディディオールをより高級感のあるエレガントなバッグに見せてくれます。

キャンバス素材

キャンバス素材は、さわやかな雰囲気でカジュアルにも使いやすい素材です。メゾンの象徴「カナージュ」デザインと「Christian Dior」ロゴを、キャンバス地に総エンブロイダリーで仕上げました。そのアトリエの職人技が光るディティールが特徴的です。

レザー素材のバッグと比べて、軽量でデイリーに気兼ねなく使えるのも魅力のひとつです。

ショルダー付の2WAYでオンオフともに活躍

レディディオールは象徴的な太めのハンドルのほかに、調節や着脱ができるショルダーが付属しています。そのため、デイリー使いなら肩掛けで身軽に、ちょっとリッチなお出かけにはショルダーを外してハンドバッグとしてなど、オンオフ問わずに使えるのも嬉しいポイントです。

まとめ

世界中の女性から愛され続けているレディディオールですが、アップデートされていくディオールのアイコンバッグは、今後も目が離せません。ぜひ、女性らしさあふれる魅力的な世界を、バッグとともに体感してみてはいかがでしょうか?

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