目次
金子眼鏡とは
金子眼鏡は、『メガネの聖地』で知られる福井県鯖江市にある、1958年創業の老舗ブランドです。業界では珍しい、生産から販売までを一貫して行うサプライチェーン・マネジメントを行っています。
プロの職人が一つ一つ丹精を込めて製作しており、その技術とデザイン性は、多くの著名人たちを魅了するほどです。ファッションとのつながりも強く、さまざまなブランドとコラボレーションを果たし、メガネの在り方を開拓し続けています。
金子眼鏡店とカネコオプチカルの値段や特徴の違い
金子眼鏡には、「金子眼鏡店」と「カネコオプチカル(KANEKO OPTICAL)」という2種類の店舗を運営しています。
販売しているメガネや価格帯はどのように違うのでしょうか。以下の表にまとめてみました。
金子眼鏡店 | カネコオプチカル | |
---|---|---|
取扱商品 | 泰八郎謹製・與市(よいち)などの高級ラインが充実している | 掌(たなごころ)などのお手頃価格アイテムを中心に取扱されている |
価格 | 約40,000円〜 | 約20,000円~ |
店舗特徴 | 百貨店・路面などに出店、高級感のある店内デザイン | ショッピングセンターなどに出店、カジュアルで立寄りやすい店内 |
以上のように、商品のラインナップがフォーマルとカジュアルに分けられています。お好みのスタイルに合わせて、お店を選んでみましょう。
金子眼鏡のコスパや評判が良い理由
金子眼鏡は卓越した職人たちの技術による、『高品質のメガネ』として多くの方を魅了しています。では、どんなポイントが人気を呼んでいるのでしょうか。金子眼鏡の人気の秘密を覗いてみましょう。
日本人の特徴にあったブランドだから
大人のメガネは、海外ブランドの方がかっこいいと思えるものが多いです。ですが、顔の形や感性にフィットしなくては、本当に「かっこいい」とは言えません。
金子眼鏡では、日本人の顔の特徴に合わせたものを設計しています。日本のメガネメーカーだからこそ、日本人に優しいメガネを提案できるのです。
シンプルで美しいデザインだから
金子眼鏡の特筆すべき点は、シンプルが故の洗練された美しさです。
シンプルなコーデでも「おしゃれ」として醸し出すことができ、色々なファッションを試したくなります。
メガネは、眉毛と同じラインに沿ったリム(レンズを囲む部分)を選ぶと印象が良いと言われています。金子眼鏡は、リム幅が細いものから太いものまで豊富にあるため、顔に馴染むフレームが見つかるでしょう。
かけ心地が良いから
メガネのかけ心地のよさも一級品です。
日本人の特徴を考慮して設計されているため、ほぼ違和感がありません。顔に吸着しているかのようにフィットし、ストレスフリーで使用できます。仕事でのパソコン作業でズリ落ちすることなく、作業に集中できるでしょう。
日本人の顔の特徴を熟知しているからこその技術です。
軽くて疲労感が出にくいから
金子眼鏡のメガネは、他のブランドと比べても軽量で、かけ心地の良さが際立っています。
この軽さとフィット感の組み合わせにより、長時間使用しても疲れにくく、実際に「目の疲れが軽減した」と実感する方も多いです。
また、「顔との一体感を追求したデザイン」は、一度かけると手放せなくなる魅力があります。これは、技術の粋を集めた賜物だと言えるでしょう。
本革ケースがついてくるから
金子眼鏡でメガネを購入すると、高級感のある本革ケースが付属しています。
ブラックとブラウンの2種類があり、『大人の高級メガネ』であることの証明にもなります。外出先でメガネを出し入れする時も、このケースであれば堂々と出すことができるでしょう。
付属品にも手を抜かないのが、一切の妥協をしない金子眼鏡らしさがあります。
アフター保証が充実しているから
金子眼鏡は購入後のアフターケアも充実です。
長年使用したメガネの歪みやノーズパッドのズレなど、いつでも無料で対応してくれます。顔に合わせて丁寧に再調整し、さらに無料で洗浄してくれるため、愛着あるメガネをより長く扱えるでしょう。
他には、有料のフレーム磨きサービスがあります。2~3週間ほどかかりますが、メガネを購入したときとほぼ変わらない状態にしてくれる、魅力的なサービスです。
金子眼鏡の価格と人気フレームシリーズ一覧
それでは、金子眼鏡における人気フレームをご紹介します。どれも個性的な特徴があり、ただのメガネでは留まらないオリジナリティにあふれた美しいデザインです。
金子眼鏡モデル
まずは、企業名と一緒の名前をもつモデルです。金子眼鏡の原点にあたり、創業から60年以上続くメガネへの妥協なきものづくりの情熱を、肌で感じることができるでしょう。
以下の2種類があり、伝統を継承し、そして革新し続けるそのデザイン性は、常に時代の先を行くという揺るぎない姿勢もって製作されています。
KANEKO CELLULOID(KCシリーズ)
こちらのシリーズは、『金子眼鏡セルロイド』の略で、人工プラスチックであるセルロイドが使用されています。
セルロイドは、メガネを製作するうえでとても加工しやすい素材です。メタルフレームよりも衝撃に強く、さらには金属アレルギーの心配がありません。ツヤ感も美しく、長持ちします。
取り扱いが難しい点もありますが、それを美しくできるのは金子眼鏡が誇る技術力が母体となっているからでしょう。
デザインもセルロイドの硬さを活かしており、フレームの内に金属の芯を通さない『ノー芯製法』を採用したものがあります。
価格はおよそ28,000円から40,000円程度です。
KANEKO VINTAGE(KVシリーズ)
その名の通り、クラシカルな雰囲気が特徴的なヴィンテージシリーズです。現代のファッション性と掛け合わせた新しさがあり、時代に置いて行かれることなく、クラシカルの良さを追求しています。
主にチタニウム素材を使用したフレームが揃っており、バネ性に富んでいるため、かけ心地も快適です。ボストンやウェリントンのような、おしゃれなメガネが豊富にあります。
こちらのシリーズは、およそ30,000円から40,000円程度の価格帯です。
SPIVVY(スピビー)
「人目につく、しゃれた身なりの人」という『伊達者』の意味が込められている通り、ダンディーな印象を付加する、男性人気の高いフレームです。
大胆さと繊細さが融合した造形美が特徴的で、男性特有のソフトな物腰を表現しているようにも見えます。
フレームが1枚板のブロックチタンから切り上げて形成されているため、掛けるとスッキリな見た目になるでしょう。このメガネで、お洒落度を上げてみてはどうでしょうか。
価格はおよそ40,000円前後です。
職人シリーズ
職人シリーズは、金子眼鏡が誇るメガネ職人たちによって製作された、和のディテールを感じられるコレクションです。どのフレームも職人たちの磨かれた個性が表れており、人気品番は店頭でもなかなか出会えない事があるようです。
以下の4種類のフレームが店頭に並んでおり、そのネーミングには職人の名前が含まれています。職人たちの純粋な情熱を、手に取って感じてみてください。
泰八郎謹製(タイハチロウキンセイ)
半世紀以上の職人歴を誇る、山本泰八郎氏が手掛けたメガネです。
取り扱いが難しいセルロイド素材を使用しており、『ノー芯製法』や『5枚丁番』といった製法を用いています。一本一本手作業で製作されたその端正な佇まいは、山本氏の職人としての誠実さが如実に表れています。
製造数は月200本と少ない分、国内外問わず熱視線を送るファンが多い、人気シリーズです。
価格はおよそ50,000円前後となっております。
井戸多美男作(イドタミオサク)
繊細で美しいディテールが特徴的なフレームは、掛けた方の優しい表情まで考えているかのようです。
サンプラチナの光沢は、通常より約3倍の時間をかけてバフ研磨しなくてはならないのですが、それを井戸多美男氏本人が手掛けています。井戸氏は繊細な箇所までこだわり抜く手法を取っており、『しのみ返し』や『左右非対称丁番』などの伝統製法で、日本人に合うメガネ作りに長けています。
価格はおよそ45,000円前後です。
恒眸作(コウボウサク)
職人歴30年以上のキャリアを持つ山崎恒眸氏による、現代的趣向を融合した、モダンなメガネです。
変色や腐食に強いサンプラチナ素材を使用したメガネ作りを得意としており、機械だけに頼らない繊細な技巧は、恒眸作でしか表現できない風情があります。
価格はおよそ42,000円から50,000円程度です。
與市(ヨイチ)
ヤスリ使い・研磨技術において業界トップクラスである、佐々木與市氏が手掛けたメガネです。
『紀州備長炭配合アセテート』という金子眼鏡のオリジナル素材を使用しており、やや太めのウェリントンフォルム、研磨で磨かれた独特な角の鋭さ、そして、透き通るような艶、と他のメガネにない個性があります。
42,000円前後の価格で売られていることが多いです。
コラボシリーズ
金子眼鏡はコラボシリーズを積極的に展開しています。特に国内のファッションブランドとの繋がりが深く、主に以下の企業と組んでおります。
どのメガネもおしゃれなものが揃っているため、各ブランドのファッションとの相性は抜群です。
ISSEY MIYAKE EYES
2015年に金子眼鏡がファッションブランド『ISSEY MIYAKE』とパートナーを組んだことで発足した、アイウェアブランドです。
「日常を重視したベーシックスタイルである事」「素材、構造、ディテールにおいて高い品質を実現する事」「長く愛用される製品であり続ける事」という3つのビジョンを掲げ、アイウェアによる生活の中で密着した美を追求しています。
現在は、『BONE SERIES』『ELEMENT SERIES』をはじめとした数多くのシリーズがあり、価格は50,000円~65,000円程度です。
UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)コラボ
日本を代表するセレクトショップとのコラボ商品は、メガネとサングラスです。
主にウェリントン型の商品が揃っており、色のバリエーションも豊富に用意されています。太めのフォルムが目元を印象づけ、普段とは違う雰囲気を演出してくれるでしょう。
ほとんどのフレームが20,000円以下と安く、オンラインショップでも購入できます。
URBAN RESEARCH(アーバンリサーチ)コラボ
URBAN RESEARCHは、およそ10年という長い期間、金子眼鏡とのコラボを行っています。
UNITED ARROWSと同じようにメガネとサングラスが展開されており、およそ22,000円程度の価格帯です。オンラインサイト上では、セールで20,000円以下になることもあります。
ボストン型の商品が多く、ボストンとウェリントン型の中間である『ボスリントン』と呼ばれるフレームもあります。
SOPHNET.コラボ
SOPHNET.でのコラボ商品は、ウェリントン、ボストンの他、ヘキサゴンフレームを展開しています。
六角形の角を丸くしたデザインが特徴で、高級感を残しつつ個性豊かな表情を演出するでしょう。耐久に優れたチタンを素材としているため、長く使用できます。
価格は45,000円から50,000円程度と、やや高めの金額です。
眼鏡の構造別のフレーム価格
金子眼鏡のフレームは、丈夫な素材によって長持ちするものを実現していますが、かかる費用はいくらなのでしょうか。それぞれ金額を比較してみましょう。
プラスチック・セルロイド製フレーム
セルロイド製のフレームは、およそ30,000円から35,000円程度の価格です。
合成素材のプラスチックは扱いが難しく、大量生産も不向きなため、値段は高めになります。
金子眼鏡はセルロイド製の商品が多くあります。プラスチックのものであれば、これくらいの価格がすると考えておきましょう。
プラスチック+鼻パットが動くフレーム
同じくプラスチック製のフレームですが、鼻パッドが動くというオプションがあるため、35,000円から38,000円程度と少し高くなります。
鼻パッドは、メガネの構造において欠かせないパーツです。適正な位置へ動く機能は、手で位置をずらすという煩わしさを解消するでしょう。
プラスチック+メタル製フレーム
プラスチックとメタル製のコンビフレームは、およそ40,000円から50,000円ほどの値段です。
このようなコンビフレームは、昨今のメガネの製作において主流となっていますが、素材が高い、かつ製作時間がかかるため、価格は高くなります。
その分、掛けたときの質感が良く、高級感のある造形が多いです。
メタル製メガネのフレーム
チタンなどのメタル製フレームの価格は、40,000円から47,000円程度です。
金属製フレームは、単純に素材が高価であることに加え製作工数が多いため、必然的に金額も高くなります。
金子眼鏡でメタルフレームを取り扱っているシリーズは、先述でご紹介したSPIVVY(スピビー)などが該当します。
金子眼鏡のレンズ価格
フレームの次はレンズです。金子眼鏡では、主に以下のようなレンズがあります。価格と併せて、それぞれの特徴をご紹介します。
外面非球面
外面非球面は、『非球面レンズ』の一種です。
非球面レンズは球体のようにカーブしていないレンズの総称であり、外面非球面は、表側の面が丸くなっていないのが特徴です。メガネで使用されるレンズは、外面非球面を使用するのが一般的です。
以下の表のように、レンズの厚みとスペック(傷つきにくさ・紫外線への対策)が高いほど、価格が高くなります。
<レンズの厚み 1.60>
スペック | レンズ代 |
---|---|
Lv.1 | 約8,800円 |
Lv.2 | 約15,400円 |
Lv.3 | 約18,700円 |
<レンズの厚み 1.67>
スペック | レンズ代 |
---|---|
Lv.1 | 約12,100円 |
Lv.2 | 約18,700円 |
Lv.3 | 約22,000円 |
<レンズの厚み 1.74>
スペック | レンズ代 |
---|---|
Lv.1 | 約15,400円 |
Lv.2 | 約26,400円 |
Lv.3 | 約29,700円 |
※上記は参考価格となるため、変動する可能性があります。
両面非球面
両面非球面は、レンズの表と裏のカーブが浅く、厚みが薄いのが特徴です。外面非球面と比べると歪みが少なく、レンズの中心から視点が外れても極端に見え方が悪くなることがほとんどありません。
そのため、初めてメガネを掛ける方、近視や乱視の強い方、度数が強い方にはおすすめのレンズです。
価格が少々高いところが唯一のデメリットでしょうか。
レンズの厚み | レンズ代 |
---|---|
1.60 | 約26,400円 |
1.67 | 約29,700円 |
1.74 | 約38,500円 |
※上記は参考価格となるため、変動する可能性があります。
オーダーメイド設計
金子眼鏡では、お客様のご要望に沿ったレンズを作るサービスがあります。
レンズの距離や角度、フレームのサイズまで決められるというメリットがあり、理想の心地よさを実現できるでしょう。
ただし、お客様の目の特徴を反映したものになるため、価格が高いです。
<レンズの厚み 1.60>
スペック | レンズ代 |
---|---|
Lv.1 | 約40,700円 |
Lv.2 | 約56,100円 |
<レンズの厚み 1.67>
スペック | レンズ代 |
---|---|
Lv.1 | 約46,200円 |
Lv.2 | 約67,200円 |
<レンズの厚み 1.74>
スペック | レンズ代 |
---|---|
Lv.1 | 約52,800円 |
Lv.2 | 約69,300円 |
※上記は参考価格となるため、変動する可能性があります。
遠近両用
金子眼鏡で遠近両用のレンズを作る場合は、NIKONとカールツァイスというメーカーから選びます。
NIKONは言うまでもなく、大手カメラ機器のメーカーですが、その技術を応用したメガネレンズも販売しています。カールツァイスはドイツの企業で、主に医療機材で使用されるレンズを作っているメーカーです。
レンズはNIKONは2種類、カールツァイスは1種類あります。何度も掛けてみて、好みのものを選びましょう。
メーカー | 遠近レンズの価格 |
---|---|
NIKON | 約30,800円~ |
カールツァイス | 約41,800円~ |
※上記は参考価格です。レンズの厚みによって価格が変動する可能性があります。
老眼鏡
老眼鏡も作ることができます。
価格は、必要最低限のレンズであれば、およそ8,800円程度です。オプションでレンズに色をつける、厚みを薄くするなどのサービスを追加すれば、合計で20,000円前後になります。好みに合わせてカスタマイズしましょう。
ちなみに、フレームは丸みのあるボストン型などがあり、老眼鏡をおしゃれに掛けることができます。
金子眼鏡と他社格安眼鏡の価格・サービス比較
メガネ業界は、若者をターゲットにした格安メガネを展開する企業が多いのも特徴です。そんな他社と比べて金子眼鏡のサービスは、どのような点が異なるのでしょうか。以下の表にまとめてみました。
金子眼鏡 | 格安メガネ | |
---|---|---|
フレーム代 | 約8,000円~ ※カネコオプチカル含む |
約5,000円~ |
レンズ代 | 約5,400円~ ※高機能レンズの場合は追加料金要 |
0円 ※高機能レンズの場合は追加料金要 |
付属品 | 木箱、本皮ケース、クリーナー、 レンズ取扱説明書、保証書 |
ケース |
保証 | あり ※メンテナンスは期間無制限 ※初期不良は1ヶ月が目安で対応 |
あり ※メンテナンスは期間無制限 ※初期不良は購入~6ヶ月(2回まで) ※保証内容はメーカーにより異なる |
使用期間(目安) | 5~10年 ※視力が変わってしまった場合はレンズ交換可能。 |
約2年 |
暫定最低総金額 | 約16,000円 | 約5,000円 |
特に注目すべき点は、使用期間です。10年使うと考えた場合、格安メガネは約5回交換するという計算になるため、1回で済む金子眼鏡よりも総費用が高くなる可能性があります。
初期投資では「高い!」と感じてしまいますが、長期的な視点で見れば、格安メガネよりお得であると実感できるでしょう。
金子眼鏡はダサい?世間の口コミ・評価
高品質なメガネを展開している金子眼鏡ですが、世間ではどのような評価を受けているのでしょうか。X(旧Twitter)の口コミから、どのような印象なのかを見ていきましょう。
【悪い評価】高い
金子眼鏡で買ったらレンズも金子眼鏡にするか悩む
高い!— pika (@pikar_8) March 27, 2024
やはり、世間では値段が高い印象を持っている方が多いようです。もしもメガネを「長く使用したい」と考えるならば、金子眼鏡は検討に値するブランドです。
初期費用が高いのがネックですが、長持ちするのが金子眼鏡のメガネの良さです。
【悪い評価】態度が悪い
@kaneko_optical @caa_shohishacho @Naikakukanbo
あるブランドの眼鏡を探して銀座へ。あるビルの3F案内所で金子眼鏡店で扱っていると聞く。
出向き「○○ありますか?」と伺ったら店員さんが思わぬ言葉が。
「ここは金子眼鏡のブランド。知らないの?ある訳ない」
私の無知も悪いが、傲慢な接客だ。— える (@L__iiiiiiiiiiii) December 12, 2023
この方は、残念ながら態度の悪い店員さんに遭遇したようです。お客様を不快にさせる対応はいただけませんが、金子眼鏡店にいる店員全員がそうとは限りません。
たまたまかもしれませんし、金子眼鏡のアイテムが気になっている方は、実際にお店へ足を運んで見極めた方が良さそうです。
【良い評価】保証がしっかりしている
おはようございます
金子眼鏡さんは保証がしっかりしてますからおすすめですよ。
素敵なモデルもいっぱいありますし✨— 招き眼鏡🙅 (@lunettes_cat) August 17, 2022
この方は、金子眼鏡での購入に悩む方の背中を押しています。
金子眼鏡は購入後のアフターサービスが手厚いです。無償でフレーム周りの調整はもちろん、具体的な期間は不明ですが、1カ月以内であればレンズの交換も可能です。
有料のサービスでは、フレームの研磨をはじめ、長く使用するためのケアサービスを多数用意されています。
【良い評価】おしゃれ
ずっと狙ってた金子眼鏡で眼鏡ゲット。
度入りにしようかと思ったけどおしゃれすぎて外でもかけたいから度なしブルーライトカットにしてウキウキでいまかけてる— 😴夢💭 (@nnn_3842kon) February 23, 2024
この方は、メガネをおしゃれの一環として購入したようです。
他のメガネ店と同じように、度のないものやブルーライトカット、そして色付きのレンズなど、さまざまなカスタマイズができます。
若者向けのカジュアルなファッションに相性がよいのも、金子眼鏡が人気である理由一つです。
金子眼鏡を安く購入する方法
メガネ業界の中では価格が高めな金子眼鏡ですが、少しでも安く買いたいと思う方が多いのではないでしょうか。以下のような方法であれば、安価で購入できる可能性が高まります。
SALE期間に購入する
金子眼鏡には、「金子眼鏡店」と「カネコオプチカル(KANEKO OPTICAL)」という2種類の店舗がありますが、後者の店舗が独自のSALEを実施しています。
他には、オンラインサイトで値下げセールを実施しているケースです。先述のコラボシリーズでご紹介した「URBAN RESEARCH(アーバンリサーチ)」は、コラボしたメガネが20,000円以下のセールで販売していることがあります。
ただし、日程は不定期のため、どちらも注意が必要です。気に入ったメガネが値下げしているのであれば、すぐに購入しましょう。
フリマアプリなどで中古品を購入する
金子眼鏡のメガネは、中古市場でも需要があります。
特に、フリマアプリの「メルカリ」では出品数が多く、およそ10,000円から20,000円ほどの価格で取引されています。そのため、本体を中古で買い、正規店でレンズを交換する方もいらっしゃるようです。
中古市場でも人気があるということは、商品を買取業者に出せば査定額が高くなる可能性があります。
金子眼鏡を高価買取してもらう方法
使用する機会を失ったメガネは、買取業者へ売却することができます。では、少しでも査定額を高くするためにはどうすればよいのでしょうか。高価買取につながるポイントをご紹介します。
購入時の保証書を保管しておく
保証書は、正規店で購入した証明になるため、査定額アップにつながります。
前述の通り、金子眼鏡のメガネは需要が高いです。人気があるということは、『偽物』が売られている可能性もゼロではありません。メガネの査定に乏しい査定者であれば、保証書なしで見極めるのは難しいでしょう。
つまり、保証書は査定者にとっても不安材料が減る要素であるため、買取額が高くなります。
購入後は必ず、分かる場所へ保管しておきましょう。
自分でできる範囲のメンテナンスをしておく
高価買取につなげるために、可能な範囲でメンテナンスすることは重要です。
レンズをはじめ、鼻パッドに付着した皮脂の汚れなどを水で洗浄し、専用のメガネ拭きで拭きましょう。
また、フレームの全体の歪みやネジのゆるみもチェックしてください。中途半端な状態であれば、査定にも響きます。問題があれば、必ず正規店で修理を依頼しましょう。
度入りのレンズでも買取できる
メガネを購入するほとんどの方は、自分に合わせた度数のレンズを選んでいると思います。
「自分専用のメガネだから……」と売りに出すのをためらってしまいがちですが、ご安心ください。買取業者は、度入りのメガネも査定します。理由は、再販後に購入した方がレンズを交換するという前提に立って考えているからです。
度入りのメガネであっても遠慮せずに買取に出しましょう。
金子眼鏡に関するよくある質問
金子眼鏡は他社では扱わない素材を使用したメガネや、リピートを増やすために独自のサービスがあります。その取り組みの中で、世間でよく疑問に思われているものをピックアップしてみました。
セルロイドの寿命は何年?
セルロイドの寿命は、およそ5年と言われています。
金子眼鏡のメガネはセルロイド製のものが多く、他のメガネ店はほとんど使用しない素材のため、疑問に思う方が多いようです。
正しく保管すれば長持ちするため、丁寧に使用することを心がけましょう。メンテナンスを定期的に行えば、10年使用することも可能です。
金子眼鏡はなんて読む?
公式サイトにもフリガナが振っていないため、大多数の方が「かねこめがね」と呼んでしまうのではないでしょうか。
でも、それは大きな間違いです。金子眼鏡は、「かねこがんきょう」と読みます。
この読み方についての言及は、X(旧Twitter)でもよく見かけます。ポストしているほとんどの方が、目から鱗の状態です。
正しい名前で呼びましょう。
バースデーDMが届かない時の対処法は?
金子眼鏡の利用者から、「誕生日割引のDMが来ないのですが……」という質問がよくあるようです。
こちらのDMは、はがきで届きます。届かない原因の多くは、「登録した住所が間違っている」「引っ越し後に住所変更を行なっていない」の2点が考えられるでしょう。
まずは、お世話になった金子眼鏡の正規店へ問い合わせてみてください。
まとめ
金子眼鏡は、創業から60年以上を誇る老舗メガネ店です。職人たちによる卓越した技術で作られるメガネには、美しさだけに留まらず、常に時代を先取りしようする先進的な姿勢と謙虚さがにじみ出ています。
ぜひ一度お手に取っていただき、日本メガネの最高峰を感じてください。他のメガネにはない『一体感』を味わえるでしょう。