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Y-3とは?ダサいと言われる理由や年齢層・愛用芸能人を紹介

Y-3とは?ダサいと言われる理由や年齢層・愛用芸能人を紹介

Y-3(ワイスリー)は、ストリートシーンで映えるようなデザインを発信する、スポーツファッションブランドです。今回は、多くのカテゴリでラインナップを展開しているY-3について、幅広く解説します。

Y-3(ワイスリー)とは?

Y-3は、世界的に有名な日本のデザイナーと、大手スポーツウェアメーカーがコラボすることで誕生しました。まずは、その成り立ちやブランド名の由来、掲げているコンセプトについて解説します。

Yohji Yamamoto × adidasのコラボブランド

Y-3は、日本のファッションデザイナー山本耀司さんと、スポーツブランド「adidas」がコラボレーションして生まれたブランドです。山本耀司さん独自のデザインと、adidasの専門的な技術・機能が融合し、エレガンスと機能性を両立させています。

2002年に、山本耀司さんがY-3のクリエイティブディレクターに就任してから、ファッション界に新たなカテゴリを創り出し、新しい風を吹き込んでいます。

Y-3の由来

Y-3の名前は、山本耀司さんのイニシャルと、adidasを象徴する3本線(スリーストライプス)に由来しています。当時、ストリートから離れすぎていることを自覚していた山本耀司さんは、adidasを着こなす学生たちを見て、「これだ!」と閃いたそうです。

現在では、そのアイデアから生まれたY-3を「異文化やアイデアを交換し合うチームワークの結晶」と表現し、自身とadidasの関係を親子に例えるなど、深い愛情を抱いていることがうかがえます。

ファッションとスポーツを本気で追及している

Y-3のコレクションを生み出す際、山本耀司さんはadidasのニック・ギャルウェイさんをパートナーにして活動しています。ニック・ギャルウェイさんは「NMD」などを手掛けたクリエイターで、adidasの注目事業の中心的存在です。

彼は、スタート当時のY-3を「ファッションとスポーツの境界に初めて本気で挑んだ」と語っています。二人が常に衝突し合うことで意欲をかき立て、最高の組み合わせを生む親和性があると考えているようです。

モード系かつカジュアルに着たい方にお勧め

Y-3は、トレンドの最先端を取り入れたモード系を、カジュアルに楽しみたい方におすすめのブランドです。

山本耀司さんがデザインしたコレクションは、モノトーンを基調にしたスタイリッシュなデザインが特徴です。さらに、adidasのスポーティーな要素も取り入れており、洗練された、革新的なファッションを実現しています。

Y-3(ワイスリー)のデザイナー山本耀司とは?

Y-3のデザイナー、山本耀司さんは「日本の三大メゾン」と称されることもある、世界的に有名なファッションデザイナーです。ここでは、そんな彼の経歴や、歴史的な出来事について解説します。

山本耀司の経歴

山本耀司さんは、「ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)」の名前でブランドを展開しているファッションデザイナーです。慶応義塾大学卒業後、1972年に株式会社ワイズ(Y's)を設立しました。

1981年にはヨウジヤマモトでパリコレクションに初参加し、2002年からは、Y-3のクリエイティブディレクターに就任しています。

映画やオペラの衣裳を手掛けるなど、幅広い活躍をしており、フランス芸術文化勲章最高章「コマンドゥール」や、日本の芸術褒章「紫綬褒章」を受賞しています。

「黒の衝撃」として名を刻んだ

1981年、山本耀司さんが発表したコレクションは、黒を前面に押し出したデザインが特徴でした。彼は、カラフルで体のラインを強調するフランス製のファッションに魅力を感じなかったため、黒を使用した服の制作を決意したと語っています。

当時のファッション界隈では、黒色のデザインはタブー視されていました。これには諸説ありますが、反抗的・禁欲的なイメージがあったからだといわれています。

そのため、山本耀司さんと、同じく黒を基調としたデザインを発表した川久保玲さんのコレクションは、賛否両論の評価を受けることになりました。しかし、そのアバンギャルドなデザインはファッション業界に衝撃を与え、「黒の衝撃」として歴史に名を刻んでいます。

Y-3(ワイスリー)がダサいと言われている理由は?

Y-3は、セレブや有名人に愛用される人気ブランドです。しかし、その一方で「ダサい」と評価されることもあります。では、なぜY-3はそのように思われたのでしょうか。ここでは、その理由の一部をご紹介します。

チャラい人が身に着けている印象だから

ダサいと言われる理由の一つとして、チャラい・ヤンキーのイメージを持つ人が多いようです。しかしこれは、Y-3というよりも、チャラい・ヤンキーの人たちが好む印象があるという、ストリートウェア全体のイメージが影響していると考えられます。

しかし、Y-3はモダンでスポーティーな要素も兼ね備えています。適切にコーディネートすれば、そのようなネガティブな印象を払拭できるでしょう。

個性的なデザインのアイテムもあるから

Y-3は、基本的に無地を中心とした、シンプルなラインナップが多い傾向にあります。一方で、個性的なデザインも存在し、特にロゴが大きくデザインされたアイテムは、一部の人に子どもっぽいイメージや、ダサい印象を与えることがあります。

このような印象は、ファッションの好みやトレンドによって異なるため、捉え方はさまざまです。しかし、Y-3のユニークなデザインには魅力も多く、着こなし方次第で、個性を表現するアイテムとして楽しむことができるでしょう。

Y-3(ワイスリー)を着用している人のイメージ

Y-3を着用している人へのイメージは、クールでスポーティーな人の印象が強いようです。他にも、ストリートウェアとハイブランドファッションをどちらも着こなすオシャレ好きな人や、スケボーやストリートカルチャーを愛する人をイメージする人もいました。

さらに、黒を基調としたシックなコーディネートを好む人を思い浮かべる人もいます。このように、モード系ストリートファッションをコンセプトにするY-3は、さまざまな人に支持されていると考えられています。

Y-3(ワイスリー)の年齢層は?

Y-3は10代から40代に人気があるブランドですが、特に10代と20代から強い支持を受けています。モード系かつスポーティー系に分類され、ストリートウェアをコンセプトにしているため、若い世代の人気が高いのでしょう。

また、20代は大学生や社会人の年代で、未成年の頃には手が届かなかったブランド商品も購入できるようになり、オシャレを重視する人が多くなっていることも考えられます。有名人が愛用していることや、サッカーチームなどとのコラボレーションが頻繁に行われることも、その人気の一因でしょう。

Y-3(ワイスリー)を愛用している芸能人

前述したとおり、Y-3はセレブや有名人にも愛用されるブランドです。ここでは代表して、俳優の松田翔太さん、ギタリストのMIYAVIさん、シンガーソングライターのジャスティン・ビーバーさんをご紹介します。

松田翔太さん

松田翔太さんは、多くのドラマや映画で活躍している俳優です。優れたファッションセンスでも知られており、ファンの方々に「真似したい」と思わせるようなコーディネートを、SNSなどで発信しています。

2016年に開催された、日本のロック・フェスティバルでは、Y-3と思われるトラックパンツの他、サングラスや靴など、黒を基調としたコーディネートをInstagramに投稿しています。

MIYAVIさん

MIYAVIさんは、9度のワールドツアーを成功させた日本のギタリストで、「サムライギタリスト」の異名でも知られています。俳優やモデルとしても活躍しており、Y-3のモデルとしてパリコレのランウェイにも出演しました。

さらに、Y-3福岡店の3周年を記念したパーティでは、全身のコーデをY-3で統一し、スペシャルゲストとしてパフォーマンスを披露しています。また、メンズ・スタイルマガジンの音楽イベントでも、Y-3を身にまとって、会場を熱狂させました。

ジャスティン・ビーバーさん

ジャスティン・ビーバーさんは、カナダ出身の世界的なシンガーソングライターです。音楽ストリーミング配信サービスでの功績や、大手動画サイトでの登録者数・視聴回数により、ギネス世界記録を8タイトル獲得しています。

また、私服ではY-3のパンツを着用している姿が確認されています。さらに、2014年に行われたY-3のショーでは、舞台裏で山本耀司さんと談笑している様子も見られました。

Y-3(ワイスリー)とコラボしたチーム・人物・企業

他にも、Y-3はサッカーやバスケットボールのスポーツチームや、企業とのコラボレーションも行っています。特にスポーツの分野は、adidasが掲げるスタイルでもあるため、多くのコラボレーションが展開されている傾向があります。

日本代表(サッカー)

「サッカー日本代表 2024 ユニフォーム」のデザインには、ヨウジヤマモトによる炎のグラフィックが採用されています。これは、日本代表が持つ力強さと日本の神秘的な力を象徴しています。

また、スポーツとラグジュアリーファッションを融合させた、「Y-3」の先駆的な取り組みを反映したコレクションも展開されており、「サッカー日本代表 2024 ユニフォーム」と同じ「FIRE(炎)」をテーマにした、大胆なファッションアイテムやアクセサリーが揃っています。

レアル・マドリード(サッカー)

スペインのサッカークラブ、レアル・マドリードとY-3は、スポーツとファッションのシンボルとして、二つの世界を牽引し続けています。2014/15年シーズンに初めてコラボした際には、世界で1400着限定のユニフォームが販売されました。

なお、2024年10月現在も、コラボ商品は展開されています。会員限定になりますが、Y-3とレアル・マドリードがコラボした限定ユニフォームは、公式ホームページから購入可能です。

チームオールブラックス(ラグビー)

2019年には、オールブラックスという愛称で親しまれる、ラグビーのニュージーランド代表の公式ユニフォームも制作しています。チームカラーと、Y-3のシグネチャーカラーが一致しているため、非常に親和性の高いコラボと言えるでしょう。

山本耀司さんは、日本とニュージーランドの文化の融合を目指したと語っています。また、ボディーコンタクトが激しいスポーツでもあるため、他のスポーツよりも強度が高く、破れにくい素材を採用していたそうです。

ヴァージン・ギャラクティック社(民間宇宙事業者)

ヴァージン・ギャラクティック・ホールディングス(Virgin Galactic Holdings Inc、以下VG社)とY-3のコラボは、2016年に発表されました。VG社は宇宙旅行を手掛ける企業であり、宇宙服の制作をY-3に依頼したそうです。

シニアデザインディレクターのローレンス・ミッドウッドさんは、なぜY-3に依頼したのかと質問すると、VG社は「ラグジュアリーファッションとトラベルの理解に加え、技術やスポーツの側面でプロフェッショナルな知識を持つ会社が必要だ」と述べ、Y-3がその条件に合致する企業であると説明しました。

『番外編』ジェームズ・ハーデン(バスケ界のスター)

コラボとはニュアンスが異なりますが、Y-3はNBAのヒューストン・ロケッツに所属するバスケットボール選手、ジェームズ・ハーデンさんのコレクションも展開しています。

このコレクションは、彼からインスピレーションを得たカプセルコレクションで、バスケの祭典「747 ウェアハウス・ストリート(747 Warehouse St)」で初めて披露されました。タンクトップやシューズなどが販売され、デザインには「百花の王」とも呼ばれる、牡丹の花があしらわれたアイテムも存在します。

『番外編』乃木坂46(アイドル)

アイドルグループの乃木坂46は、ヨウジヤマモトとニューエラ(New Era)とのトリプルコラボレーションを行いました。このコラボにはadidasが関わっていないため、Y-3とのコラボレーションとは言えないかもしれませんが、山本耀司さんの名前が広がるきっかけとなったことでしょう。

なお、こちらのコラボ商品は非売品で、アイドル雑誌の読者プレゼントとして提供されました。

まとめ

このように、Y-3は機能的でありながら、ファッション性にも秀でた高級ブランドです。クールでシックなコーディネートを決めたい方はぜひ、Y-3を手に取ってみてください。

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