目次
冬物・アウターは時期を選ばず売れる？
冬物のアイテムは、オフシーズンでも売却できますが、買取店によって、価格に差が出ることがあります。幅広い商品を扱う買取店では、余剰在庫を最小限に抑えるため、回転率の良いアイテムが重宝されます。
そのため、オフシーズンにアウターやダウンジャケットを持ち込むと、買取価格が抑えられることがあります。
一方、在庫に余裕がある大型店や、特定ブランドの買取専門店は、在庫管理のコストよりも、品物の価値を重視するため、オフシーズンでも高値で売却できる可能性が高いです。
ただし、店舗の状況によっては買取を遠慮されることもあるため、不安な場合は事前に問い合わせてみると良いでしょう。
冬物・アウターを高く売れる時期
冬物を売るタイミングは、どの買取店でも買い手を見つけやすい、9月頃からシーズン全盛期が最もおすすめといわれています。ただし、ブランド品の場合は、タイミングよりもブランド買取専門店で売却することを優先しましょう。
ブランド品は、販売しているブランドや、希少性、ニーズの高さなどを総合的に評価されます。また、ブランド買取専門店はブランドに対する知識が深いため、安価で買い叩かれるリスクは低いと言えます。
さらに、ブランド品の売却は、使わないと感じたタイミングに行うことが推奨されます。季節ものを含むアパレル商品は、時間の流れに敏感であるため、流行の変化や経年劣化により、価値が下がってしまう恐れがあります。
このように、まだ使うかもしれないと手元に残しておくと、その間に商品の価値が下がってしまうこともあるため、早めの売却が理想的と考えられています。また、ブランド品は季節に関係なく、自分のタイミングで買取に出せることも嬉しいポイントと言えるでしょう。
冬物・アウターで高価買取しやすいアイテム
冬物アイテムを売るためのコツは前述の通りですが、ここではその中でも、特に高価買取が期待できるアイテムをご紹介します。
ダウンジャケット
冬の定番アイテムといえば、やはりダウンジャケットでしょう。デザインだけでなく、保温性や機能性、軽量性に優れています。防寒着としてだけでなく、ファッションやアウトドアなど、数多くのシーンで活躍するため、汎用性も高いアイテムです。
幅広い年齢層に人気があるため、高価買取を狙えるアイテムですが、こちらもトレンドや経年劣化により、価値が下がることもあるため、早めの売却が望ましいとされています。
コート
コートは、オシャレに着飾るための必需品とも言える、ファッションアイテムの一つです。一口にコートと言っても、トレンチコートやダッフルコート、ステンカラーコートなど、その種類は幅広く存在します。
また、毎年流行が変わるファッション性の高いアイテムでもあるため、その年のトレンドになった、美品のアイテムであれば、高価買取も望めるでしょう。さらに、人やシーンを選ばない、シックな色のコートは人気が高い傾向があります。
冬物・アウターで高価買取しやすいブランド
続いて、高価買取しやすいブランドをご紹介します。一般的に、ブランド品は早く売ることが重視されますが、一部のブランドは古いアイテムでも高価買取が狙えます。
カナダグース
カナダグース（CANADA GOOSE）は、カナダで創立したファッションブランドです。北極圏の過酷な環境からインスピレーションを受けた、高品質で高機能なアイテムを提供しており、アウトドアシーンで重宝されています。
しかし、その人気の高さから偽物も多く出回っており、精巧なコピー品も確認されています。ブランド知識が不足している買取店では、本物のアイテムでもジャンク品として扱われる可能性があります。正しい価格で取引するためにも、買取店選びは重要な要素となります。
モンクレール
モンクレール（MONCLER）は、フランスで創立されたファッションブランドです。2005年に放送されたCMで、木村拓哉さんがモンクレールのジャケットを着用したことから、日本でも知られるようになりました。
他にも、多くの芸能人やセレブに愛用されており、その品質の高さが実感できます。ただし、模造品も多く流通しているため、慎重な買取店選びが推奨されます。
シャネル
シャネル（CHANEL）は、フランスで創立されたファッションブランドで、レディースアイテムの先駆者とされています。特に女性用スーツといえばシャネルの名前が挙がるほど、長く愛され続けているブランドです。
約40年前のバブル時代に流行したシャネルのアイテムは「ヴィンテージシャネル」と呼ばれ、現在若い世代を中心に、再びブームとなっています。そのため、古いアイテムでも高価買取が狙えるブランドとなります。
冬物・アウターを高く売るためのコツ
冬物を手放す際に、事前に行うことで買取価格を引き上げられるポイントがあります。どなたでも簡単に実践できる方法ですので、買取店に持ち込む前にはぜひ試してみてください。
簡単なメンテナンスをしておく
冬物アイテムを販売する前には、シミや汚れ、ニオイを取り除き、できるだけ美品に近づけることが重要です。
多くのシミや汚れは、洗濯によって落とすことができますが、アイテムによっては水洗いができない（一般的に家庭での洗濯が禁止されている）ものや、洗剤や漂白剤の使用を禁止しているもの、手洗いのみに対応しているものなどがあります。洗濯する際は、必ずアイテムの洗濯ラベルを確認しておきましょう。
また、ニオイも重要な要素となります。中古品を購入した際に、タバコやカビなどの匂いが気になった経験がある方も多いのではないでしょうか。これらのニオイは、査定金額に影響する可能性があります。
そのため、消臭アイテムの使用や、風通しの良い場所での干し作業が推奨されます。ただし、天日干しは日焼けや色あせの原因となることがあるため、外で干す場合は日陰で行うのが良いでしょう。
付属品を揃えておく
冬物アイテムには、一部が着脱可能なものがあります。例えば、ファー（襟口やフードにあるふわふわの毛皮）やベルト、替えのボタンなどが該当します。また、ブランドタグやギャランティーカード（正規店で購入すると付属する証明書）も重要です。
ただし、ブランドによっては、ブランドタグやギャランティーカードを発行していないこともあります。一般的に、これらの付属品を揃えることで評価が高まり、査定金額が上昇する可能性があります。
できるだけ早めに売る
前述の通り、冬物アイテムは使わないと感じたら早めに売却することが推奨されます。アウターにも流行があり、流行シーズンが過ぎると、買取価格が減少する傾向があります。
特にアパレル商品はそのサイクルが早く、一般的には発売から2～3年程度でトレンドが変わるとされています。そのため、冬物アパレル商品は季節を待たず、早めに行動することが、高価買取につながります。
まとめ
冬服を手放す際には多くのコツがあり、それらをクリアすることで高価買取が実現しやすくなります。最近では無料査定を行っている買取業者も多いため、お手元の冬物アイテムにどれだけの価値があるのか、一度査定に出してみてはいかがでしょうか。もしかしたら、思いもよらない高値がつくかもしれませんよ。
