チャック・テイラーってなに?
コンバースの「チャック・テイラー」とは、いわゆるコンバース、オールスター(キャンバスオールスター)」のことでオールスターは、1917年に、コンバースの創業者のマーキス・M・コンバースにより開発された「バスケットボール用シューズ」です。所謂スポーツシューズです。要するに、「チャックテイラー」はコンバースオールスターのいわば愛称であり、厳密にいえば「チャックテイラー」というモデルは存在しません。
当時のコンバースは、雪道用のラバーソールシューズを開発しており、創業して、まだ10年目の若い企業でした、当時は、売り上げのほとんどが冬に集中し、夏場は閑散とした状態であったことから、一年を通して使用されるシューズの開発が必要でした。そこで注目したのが、1891年にネイスミス博士によって開発された新興スポーツである「バスケットボール」で米国内でのバスケットボールの流行を敏感に感じ取り、試行錯誤の末、他社に先駆けてバスケットボール専用シューズとしてリリースされたのが「オールスター」だったのです。皆さんご存じ通りコンバースのオールスターといえば、大きく星印が刻まれたアンクルパッチです。このアンクルパッチと星マークはまさにコンバースの象徴です。
1946年、そのアンクルパッチに、チャック・テイラー氏の、コンバースへの多大なる貢献と、彼が改善や普及にも貢献したコンバースオールスターがスニーカー市場で確固たる地位を気付いたことを記念し「チャック・テイラー」の名前が刻まれ「エア・ジョーダン」など、いまでは当たり前となっている、スポーツ選手とのコラボモデル、いわゆる「シグネチャーモデル」として世界で初めて販売されたのが、コンバースオールスター、通称「チャック・テイラー」なのです。チャックテイラーは「ヴィンテージオールスター」と言われていて、オールスターの原型という事になります。
オールスターとチャックテイラーの違いとは?
オールスターとチャックテイラーの違いはパッと見は似ているものの違いは多々あります。
1.ヒールパッチの違い
・チャックテイラーはヒールパッチが黒
・オールスターは白
2.ボリュームが全然違う!
・ボリュームがあり、存在感が強いのがチャックテイラー
・ボリュームが少なく、存在感が弱いのがオールスター
3.機能面での違い
・チャックテイラーの方がサイズが大きいだけあり、頑丈で歩きやすい作り
・金額もお手頃価格で合わせやすさも抜群だが、機能面で少し劣る
初心者へのおすすめなのはオールスターで機能性に不安はあるものの、合わせやすさは抜群で値段が安い分、色々な物も入手する事もできます。一周周ってオールスターに辿り着いたという人も多いですし、最初に持っておいて損はないスニーカーです。チャックテイラーはワードローブが揃った後に欲しければ手を出すようなアイテムでしょう。まずはオールスターを手に入れることをおすすめします。
日本では中々入手できないモデル「チャックテイラー」
チャックテイラーは入手難易が難しくその反面オールスターは簡単に入手する事が出来ますチャックテイラーはそうそう見かけるものではありません。そして値段も全然違います。オールスターはお手頃価格で取引されておりますが、チャックテイラーは高めでヴィンテージコンバースなどで検索すると分かりますが、3万円程度でごろごろ販売されておりその中でもサンフラワー(イエロー)は日本では中々買えない、コンバースUSA企画のオールスターのヴィンテージ復刻モデル【ChuckTaylorAllStar‘70(通称:CT70)】。は非常に人気のモデルとなっております。
お手入れ方法は?
市販でうられているジェイソンマークを使うのがおすすめです。ジェイソンマークは、世界中で愛されるスニーカーケアアイテムでレザーもキャンバスも傷めずに綺麗にしてくれるので、非常に汎用性が高いです。履いているうちに、特につま先が汚れてきやすいですがジェイソンマークを使えば、黄ばみや黒ずみがかなり綺麗になります。
まとめ
今回、オールスターとチャックテイラーの違いをご紹介させて頂きましたが、本当に奥が深いシューズで、カラーバリエーションも豊富です。見た目のカッコよさやもちろん、履き心地も非常にいいので実際に手に取って是非履いてみてください。