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シャネルの廃盤モデル「カンボンライン」は古くてダサい?定価や買取価格を解説

シャネルの廃盤モデル「カンボンライン」は古くてダサい?定価や買取価格を解説

カンボンラインは、シャネルの象徴である『ココマーク』を大胆に表現しています。インパクトのあるその見た目は、廃盤になった今でも、現行の商品に引けを取らない魅力があります。今回は、そんなカンボンラインの特徴と現在の相場についてご紹介します。

目次

シャネル「カンボンライン」とは?使い勝手はいい?

早速ですが、カンボンラインはどんなモデルなのか、ご存じでしょうか。見た目や使用している素材などから、カンボンラインの良さを紐解いていきます。

一目でシャネルと分かるデザインで人気となった

カンボンラインは、キルティング加工したレザーとシャネルの象徴である『ココマーク』を大きくしたデザインが特徴的なアイテムです。

ブランドを知らない人でも、ひと目でシャネルだと分かるその存在感は、多くの女性たちを魅了しました。

2004年ごろに発表されたものの新作発表される度に生産数が減り、2010年ごろに生産終了となりました。

しかし、その後も需要は高く、現在は希少価値の高いモデルとなっています。

廃盤になったシャネル「カンボンライン」はもう古い?

廃盤から14年ほど経過しているため、カンボンラインは「時代に合っていない」と思われがちです。

しかし、近年のヴィンテージモデルの流行が追い風となり、再注目を浴びています。カンボンラインが持つ斬新なデザインと機能性の高さも相まって、中古市場での需要は高いです。

使用機会がない場合は、買取に出すのが良いでしょう。

シャネル「カンボンライン」の歴史

カンボンラインは2004年ごろに誕生したと言われています。1910年にシャネルが誕生した場所が、パリのカンボン通りと呼ばれる場所であったため、この名前が付けられたようです。

当時、展開していたアイテムのカラーは、ブラックやシックな色が基本でした。つまり、カンボンラインのカラフルな色と大胆なデザインは、ブランドのイメージを一新した、いわゆる「新しい原点」と言えるでしょう。

ちなみに、シャネルの本店は現在もカンボン通りに構えております。

シャネル「カンボンライン」と「マトラッセ」の違い

カンボンラインは、『マトラッセ』を踏襲したデザインとなっています。マトラッセの特徴である、ひし形の縫い目が特徴的なキルティング加工を施されたレザーが、カンボンラインに活かされているのです。

では、この2つの違いはどこにあるのでしょうか。まずは、見た目の大きさから確認しましょう。

カンボンラインは全体的に横(または縦)に長いアイテムが多いです。マトラッセは小さいサイズのアイテムが多く、全体的に丸みを帯びています。

次に、ココマークの大きさを比較してみましょう。

カンボンラインはデザインとして大きく見せていますが、マトラッセは留め金に小さく施されています。

比較すると、見た目に「インパクト」のあるものがカンボンライン、「コンパクト」なものがマトラッセ、という印象でしょうか。

シャネル「カンボンライン」の魅力

それでは、カンボンラインのデザインについて詳しく見ていきましょう。どのような部分が、生産終了した現在も「魅力」となっているのでしょうか。

従来とは異なるポップなデザイン

前述でも触れましたが、「シックでエレガント」という、シャネルのイメージを変えたポップなデザインが魅力的です。

ココマークを大きくした遊び心のあるデザインは、販売当初から多くのファンを魅了しました。

シンプルなデザインのため、どの世代の方が持っていても違和感がなく、上品な大人の女性を演出してくれます。

上質な素材が使われている

カンボンラインの素材は数種類ありますが、カーフスキンなどの上質な素材が使用されています。

カーフスキンはカンボンラインにおいて最も人気の高い素材で、きめ細かい質感が、カンボンラインを上品にしてくれます。しっとりとした触り心地は、高級感を実感するでしょう。

他にはラムスキンという素材が採用されており、吸い付くような肌触りと程よいツヤが美しさを引き立ててくれます。

以上のような上質な素材を採用しているため、使用後のお手入れはしっかり行いましょう。

機能性・実用性が高い

先述の通り、カンボンラインはマトラッセを踏襲したモデルで、ひし形の縫い目(ステッチ)が施されています。これにより革の強度が向上し、長く使用することが可能です。

また、カンボンラインにはトートバッグや財布など多くの種類がありますが、どれも横に長いという特徴から収納力が高く、すぐに取り出せるという使い勝手の良さがあります。

機能性・実用性を兼ね備えていると言えるでしょう。

シャネル「カンボンライン」の種類と定価

廃盤となった今でも人気のある商品を、バッグと財布の2つに分けてご紹介します。尚、各商品の金額は、あくまでも「参考価格」です。ご了承ください。

バッグ

カンボンラインのバッグは、大きいものから小さいものまで幅広く揃っています。用途に合わせて選びましょう。どのサイズもココマークが存在感を示しています。

ラージトートバッグ

ファスナーによる開閉式になっている、人気アイテムの一つです。多くの荷物を安心して収納できます。

また、ココマークが左側に大きく配置されていることで、その適度な主張が使い勝手のよさを後押ししています。高級感もあり、大人の品格を感じられるでしょう。

中古市場での価格はおよそ15万円~18万円ほどですが、質の良いものであれば25万円以上の価格となります。

ミディアムトートバッグ

こちらも人気のバッグで、お出かけにはとても便利です。

B5サイズの用紙が収納できるほどの大きさで、正方形に近いデザインになっています。普段使いで使用しても問題ないでしょう。

価格は15万円~18万円ほどで、ラージトートバッグとほぼ同じ価格帯です。

ボーリングバッグ

「ボーリングで使用する球が入る」ほどの収納力があるため、この名前になったと言われています。

普段から荷物が多いときに優れており、特に旅行に行くときに便利です。荷物が多くなりすぎて、バッグが二つになってしまう問題が解消できるでしょう。

価格はおよそ20万円程度となっています。

ミニハンドバッグ

カンボンラインは、ミニハンドバッグにも採用されています。今回紹介するのはミニハンドバッグのひとつである、ミニボーリングバッグです。

小さくても横幅が約20cmと、ゆとりのある長さとなっています。小さなバッグがお好みの方でも余裕のある収納が可能です。

およそ10万円ほどの価格で展開されています。

ミニバッグ

ミニバッグは、斜め掛けができるショルダーバッグ仕様となっています。

丸みのあるデザインとキルティング加工による素材のふくらみが絶妙にマッチした、可愛らしいアイテムです。

カジュアルなコーデに合うため、ちょっとした散歩に使用するとよいでしょう。

15万円~20万円程度の価格となっています。

チェーンウォレット

財布の機能を持つ小型バッグです。

こちらも斜め掛けができ、プッシュ式のボタンで開封することができます。

カンボンラインの特徴を損なわないデザインで、お札やクレジットカードなどをそのまま入れて使用することが可能です。

中古での価格は、品質が良ければ25万円~30万円程度の価格となっています。

財布

どれも収納力に優れており、使い勝手がよいです。生活スタイルに合わせて、相性のよいものを選びましょう。

二つ折り財布

がま口タイプの小銭が備わっている、シャネルで定番の財布です。

開閉も簡単にできるため小銭やお札の取り出しをスムーズにでき、収納力も長財布に負けていません。

前述でご紹介したミニバッグなどの小さなバッグを使われている方におすすめです。

中古市場では、およそ3万円~7万円ほどの価格となっています。

フラップ付き三つ折り財布

フラップを開けると大きく広がるタイプの長財布です。

3つの大きなポケットとカードが入る小さなポケットが8枚あり、余裕をもった収納が可能です。

三つ折りに閉じたときに厚みが出過ぎることはないので、ミニバッグに収納するときも気にならないでしょう。

二つ折り財布とほぼ同じ価格帯で展開されています。

見開き財布

ボタンなどの付属品がついていない、スタンダードな長財布です。

本のように開くことができるため、お札やクレジットカードなどをすぐに取り出すことができます。

内側に4つのポケットと8つのカード入れが備わっており、収納力が優れています。

3万円~7万円程度の価格です。

ラウンドファスナー財布

ファスナーで開閉するタイプの長財布です。

『CHANEL』の文字が刻まれたチェーンストラップで開閉でき、他の財布と同じく、収納にゆとりがあります。

デニムやスウェットなどのコーデのアクセントとして使用できるでしょう。

価格は3万円~7万程度ですが、コンディションの良いものであれば10万円以上で売られています。

シャネル「カンボンライン」の人気の2トーンカラー

カンボンラインは素材とロゴのカラーが異なる場合があります。では、どんな色の組み合わせが人気なのでしょうか。主に以下の4つが挙げられます。

黒地×白ロゴ

まずは、定番カラー同士の組み合わせです。

ブラックのマトラッセは白地のココマークを目立たたせるため、遠くから見ても存在感を放ちます。

どんなコーデでも合わせやすいため、カンボンラインの配色に悩む方はこちらの配色を試してみましょう。

黒地×黒ロゴ

「あまり目立たせたくない」という方には、黒一色のデザインをおすすめします。

同じ色ですが、ベースとロゴの素材が異なるため、光の加減によってココマークが浮かび上がります。さりげなくシャネルというブランドを楽しめる、シンプルな組み合わせです。

普段使いもしやすく、大人っぽいコーデによく似合います。

ピンク地×黒ロゴ

カンボンライン販売前までのシャネルのイメージとは正反対な配色です。

ポップで可愛らしいイメージのピンクと黒いココマークの色合いが絶妙で、大人の女性を演出しています。ピンク一色では可愛すぎて手に出しづらいという方でも、扱いやすいデザインでしょう。

ココマークが良いアクセントになっているため、カジュアルな服装にもぴったりです。

ベージュ地×黒ロゴ

ファッションにおける定番色同士の組み合わせは、女性の上品さを引き立てます。

ベージュのみでは、色味やサイズ次第でぼやけた印象になりがちですが、黒のココマークがベージュを引き締めており、クールな印象を与えてくれます。

存在感を兼ね備えた配色と言えるでしょう。

シャネル「カンボンライン」の4つの素材

先述でお伝えしたように、カンボンラインは上質な素材を使用していますが、カーフスキンをはじめ、主に使用される素材は以下の通りとなります。

1.カーフスキン

生後6ヶ月以内の子牛の革であり、柔らかくきめ細かい質感が特徴です。カンボンラインの中では、人気の素材です。

2.ラムスキン

生後1年以内の羊の革です。柔らかく肌触りの良い質感ですが、水に弱く、傷つきやすいのが弱点です。

3.キャビアスキン

型押しの模様がキャビアに似ているため、そう呼ばれています。表面にざらつきのある牛革を型押ししているため、傷がついても目立ちにくいです。

4.キャンバス

木綿や麻の繊維で作られた素材です。丈夫で通気性に優れており、カジュアルな印象を与えます。

以上のような4つの素材から主に製作されています。素材の触感、色ツヤや丈夫さなどに違いがあるため、実際に中古ショップや専門店で確認してみましょう。

シャネル「カンボンライン」はダサい?世間の口コミ・評判

カンボンラインは2010年ごろに廃盤になりましたが、令和の時代に持ち歩くのは難しいのでしょうか。現在のカンボンラインにおける世間の評判は、以下のようになります。

世間の声①好きだけどダサいと言われないか心配

この方は、カンボンラインのデザインにとても惹かれているようです。廃盤から14年以上経過していますが、魅力を感じる方は少なくありません。

世間の声➁古いとわかっていても長年愛用している

こちらの方は、恐らく譲り受けたカンボンラインの財布を長年愛用しているようです。カンボンラインは耐久性のある丈夫な素材を使用しているため、年数が経過しても問題なく使用できます。

世間の声③値下がりしてないから売るか迷う

中古価格が値下がりしていないため、使用していないカンボンラインの商品の売却に迷っているようです。

「値下がりしていない」ということは、令和になった現在もニーズがあると解釈できます。カンボンラインの商品は、根強い人気があると言えるでしょう。

シャネル「カンボンライン」の偽物の見分け方

発表当時から人気モデルであったため、廃盤した現在も偽物が出回っています。偽物を購入しないためにも、どこを見比べるとよいのでしょうか。

刻印の質を確認する

まずは、ブランド名の刻印です。偽物の場合、『CAHNEL』の刻印が雑になっていることが多いです。

文字の間隔が狭いものや広いもの、そしてスペルミスなどがあります。特に「A」と「H」が分かりやすく、本物の場合は横の線も太いのですが、偽物は細いことが多いです。

他には、刻印されているレザーの縫い目の間隔が雑になっていることがあるため、よく確認してみましょう。

ロゴマークの縫い目を確認する

次に、大きく施されたココマークの縫い目を見てみましょう。

本物を見分けるポイントは、Cと逆のCが重なっている部分です。重なり合うところのギリギリまで縫い目があります。

対して偽物は、重なりあう手前で途切れていたり、間隔が粗いなど、雑な部分が目立ちやすいです。

ギャランティカードを確認する

最後は、ギャランティカードの確認です。

これは正規ルートで販売されたブランド品の品質を保証するための証明書で、シリアルナンバーが記載されています。

本物の場合は、「1」に下線があり、使用フォントがゴシック、桁数は7~9桁など、決められたルールに乗っ取って作成されています。

しかし、このカードは完成度の高いものが多く、偽物を見分けるのが難しいため、買取店でチェックしてもらいましょう。

シャネル「カンボンライン」の買取相場価格

現在のカンボンラインの買取相場価格ですが、全体的に8万円~12万円ほどの価格となっています。商品の状態がよければ20万円以上の価格が期待できます。

生産終了から時間が経っていますが、まだまだ需要の高いモデルだと言えるでしょう。

使用する機会を失った場合は、買取業者に依頼するのをおすすめします。

シャネル「カンボンライン」を高価買取してもらうためのコツ

では、少しでも買取価格を高くするには、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。高価買取のポイントについてご紹介します。

査定前にメンテナンスを行う

バッグや財布は、ホコリや汚れが付着しやすいアイテムです。

何もせずに買取へ出してしまうと査定額が下がる可能性があるため、買取前に簡単なお手入れをしておきましょう。柔らかい布を使い、外側と内側を丁寧に拭いてください。

また、湿気による「臭い」も要注意です。長らくクローゼットに入れていた場合は、風通しの良い場所で陰干ししましょう。

査定はなるべく早く出す

役目を終えた商品は、迷わず買取業者に出しましょう。

クローゼットに閉まったままでも、経年劣化で状態が悪くなる場合があります。また、年月が経つと、カンボンラインの価値が下がる可能性もゼロではありません。

希少価値の高い商品ですが、需要が下がれば買取価格に響くため、なるべく早めに出すことをおすすめします。

付属品と一緒に査定する

これはシャネルに限らずですが、新品のような状態で買取に出すと査定額は高くなります。

ブランド品のバッグや財布の場合は、保存袋やギャランティカードなどの付属品があります。

商品だけでも良いですが、再販されることを考えると、やはり新品と同じ状態のほうが気持ち良いのは明白です。

できる限り揃えておきましょう。

複数の買取業者を比較する

1店舗だけに絞らず、複数の買取業者に見積りを依頼するのもおすすめです。

買取業者によっては、シャネルの査定経験に乏しい業者も存在します。実績の少ない業者では、経験のある業者よりも低い価格で査定される場合があるのです。

そうしたリスクを減らすためにも、複数の業者を比較して、納得のいく買取を行いましょう。

実績のある業者は、公式サイトに買取価格を掲載しています。

まとめ

廃盤から14年以上経過したカンボンラインですが、大胆なココマークというポップなデザイン性が根強い人気を呼んでいます。近年のヴィンテージモデルの流行が追い風となり、今の時代でも遜色なく使用できますので、興味のある方はぜひ購入してみてください。

使用する機会がない方は、ニーズのある今が買取に出すタイミングです。「買取大吉」では、カンボンラインの買取実績がございます。ぜひご相談ください。

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