目次
セリーヌの創業時の歴史
フランス発のファッションブランド、セリーヌは、もともと創業者のセリーヌ夫妻が高級子供靴を製造していた企業でした。
意外なスタートですが、素材の品質と製造技術の優れた点が、パリの裕福な層から支持を受けることとなります。3つ店舗を構える大成功を収めました。
1960年代に入ると、女性用靴やハンドバッグなどの商品ラインを拡充し、1967年には高級既製服である「プレタポルテ」の世界での地位を築きました。
プレタポルテでの成功により、セリーヌはフレンチカジュアルの代表ブランドとして確固たる地位を築きます。やがて、セリーヌのアイコンである馬車をデザインしたバッグが登場し、大ヒットを記録しました。
徐々にブランドの影響力も高まり、シンプルで高級なブランドとして、世界中のセレブリティから愛される存在に成長しました。
トレンドの変遷により、1980年代後半には低迷期も経験しましたが、デザインや製品の刷新を通じて人気を回復し、LVMHグループの傘下に入って以来、安定した世界的な人気と評価を確立しています。
セリーヌの年齢層とは?
セリーヌは、カジュアルなデザインと共にエレガントで品のある雰囲気を持つブランドです。シンプルで落ち着いたデザインがベースとなりながら、細部のディテールやカラーの組み合わせが特徴的で、ほどよいラグジュアリー感を醸し出しています。
通常、多くのブランドバッグはロゴやアイコンがデザインの中心となり、「ブランドバッグらしい」印象が強いですが、セリーヌは他のブランドにはないモダンでエレガントなイメージを提供しています。
これらの要素に加え、前述のブランドコンセプトを考慮すると、セリーヌは主に20代後半から40代の大人の女性にふさわしいブランドです。
アイテムの価格帯も、バッグなら大体10万円以上となり、自立した余裕のある女性にぴったりのブランドであると思います。
まとめると、セリーヌは幅広い年齢層の女性、20代後半から40代までの方におすすめできるブランドです。
セリーヌのブランドイメージ
セリーヌというブランドは、どのようなイメージを持たれているでしょうか。一般的には「シンプルでベーシック」「上品」といった印象が多いのではないでしょうか。
女性らしさと自立を兼ね備えたアクティブな女性
セリーヌが掲げるブランドコンセプトは「女性らしさと自立を兼ね備えたアクティブな女性」です。
そのため、ベーシックでありながらも洗練されたデザイン性や高品質なレザーは高く評価され、どんなファッションスタイルにも調和する普遍的なアイテムばかりです。
カジュアル、フォーマル、ビジネスといったさまざまな場面で、セリーヌのコンセプトはしっくりと受け入れられます。
良くも悪くも、セリーヌというブランドは他のハイエンドブランドと比較して、特に目立つロゴやアイコンが見当たりません。たとえば、ルイヴィトンのモノグラムやシャネルのロゴなどが挙げられます。
しかし、これがセリーヌの特徴であり、ハイエンドブランドらしい「派手さ」や「目立ちやすさ」を抑え、控えめな上質感を際立たせる要素となっています。
派手なブランド感を好まない方にとっては、まさに理想的なブランドといえるでしょう。
セリーヌの人気ラインとは?
ますますセリーヌを知りたくなるアイテムをご紹介します。
スモール バーティカル カバ
ますますセリーヌを知りたくなるアイテムをご紹介します。まず、20代後半からの女性に高く評価されているのは「スモール バーティカル カバ」です。
ハイブランドのアイテムは、選び方によっては無理に見えたり、不適切に映ることがありますが、このカバはキャンバス生地が適度な抜け感をもたらし、トリミングのカーフスキンが高級感を損なうことなくバッグの形を保っています。
カバは非常にシンプルなデザインなため、流行に左右されず長く愛用できます。
まさに「オトナ女子のための完璧なバッグ」といえます。定価は17万円で、海外からの通販サイトでも約12万円ほどと高価ですが、若い時に購入すれば永く使える投資品だといえるでしょう。
バーティカルカバには、シックな「トリオンフ」キャンバスもありますが、これは男性にもおすすめです。
ミニ ラゲージ
次に、セリーヌを代表する「ミニ ラゲージ」をご紹介します。20代後半の女性にとっては「It Bag」とも呼ばれるラゲージは外せないアイテムです。
ラゲージには5つの異なるサイズがありますが、特にビジネスシーンで活躍するミニサイズがおすすめです。
この「ミニ」とっても、実際はかなりの収納スペースがあり、A4サイズも入ります。通勤やオフィスでの使い勝手も抜群です。
ラゲージは多彩なカラーバリエーションがありますが、そのフォルムが特筆すべきデザイン性を持っているため、ビジネスシーンでもスマートに持ち歩けるよう、地味なカラーを選ぶことをおすすめします。
20代後半から30代の女性にとって、違和感なく使えるバッグとえるでしょう。
カバ スモール
最後に、40代以降の洗練された大人の女性に向けた「カバ スモール」をご紹介します。セリーヌの「カバ」シリーズの中で、特に「カバ スモール」はおすすめのアイテムです。
通常、カバはトートバッグタイプで多くの収納スペースを備えていますが、ここではコンパクトなカバ スモールを選びました。
それでもノートパソコンなどが収納できる十分な容量を持つバッグで、日本の女性に合った使い勝手の良いサイズです。
カバシリーズは、セリーヌの中でも特にシンプルなデザインを持つため、どんなスタイルにもマッチし、持ち主の上品さを引き立てる効果があります。
上記の三つのラインはセリーヌの中でも特に人気の高いもので、特にラゲージは若い女性たちの間で爆発的な支持を受けています。ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。
買取市場でのセリーヌ
では、買取市場でのセリーヌはどうでしょうか。結論からいうとセリーヌは買い取り実績がとても高いです。理由としては名前を聞いたら誰でも知っているという点であったり、中古のバッグでも人気があるからです。
物にもよりますが、特にセリーヌはバッグが定番のアイテムです。一般的な、ショルダーバッグやハンドバッグでも、数千円~約18万前後とかなりの開きがあるものの、ほとんどの場合は高い買取金額で取引されることが多いです。
財布などのアイテムもセリーヌは人気ですので、買取額も~約3万円程と、同じ価格帯の財布に比べてもかなり高いといえます。他の小物類なども中古市場で人気がありますので、買取店などで査定を受けてみてください。
セリーヌを売るなら
メルカリやフリマで売る
インターネットでメルカリなどや、フリーマーケットに参加して、個人で売ることを考えられる方もいます。個人で金額を決められて、自分の売りたい高い金額に設定できることが強みです。
しかし、セリーヌほど有名なバッグで、なおかつ高級なバッグを個人で売られるのは、少なからずデメリットが伴う可能性は否めません。
まず一つ目は売れる時期がわからないことです。セリーヌほどのブランドであればすぐ売れるかもしれませんが、高い金額を設定しすぎると、買ってもらえないということがあります。
次に即金できないことです。メルカリやフリーマーケットは、販売手数料、参加費など、いわゆる手数料が加わりもらえる金額は少なくなります。
最後の理由は、取引や交渉などのやり取りです。もちろんこれは売る側にも買う側にもどちらにでもあるかと思いますが。
「好きなブランドをみつけて購入したら、あとから偽物だとわかった」
「出品したものを買ってくれた人がいたが、返品をせまられたので応じたところ、偽物とすり替えられていた」
このような話はとても多くなってきています。
アプリなどが普及し、誰もが手軽に商品の売買を行えるので、利用ユーザーは増加しています。そして分母が増えた分、トラブルも起こりやすくなっています。
買取店で売る
セリーヌほどのブランドでしたら、買取店で査定に出した方が高く売れることの方が多いです。個人で売られて数千円利益が残ることもあるかもしれませんが、上記のようなリスクを考えるなら、買取店などを利用する方がずっとお勧めです。
買取店は査定してすぐに現金をもらえることが強みです。納得できない場合は、別の買取店で査定を受けて比較することもできます。
当然販売スキームもあるので、個人間で起こりがちな、煩わしいやり取りをする必要もありません。
もちろんフリマアプリなどは、肝心の金額を自分で決めることができるので、買取店より自由度があります。ですがそれを差し引いても、買取店の方がずっと安全です。
まとめ
いかがだったでしょうか。セリーヌは世界中で愛されるファッションブランドです。もちろん値段的にはハイブランドですので、簡単に手を出せる金額ではないかもしれません。
この機会に少しでも「セリーヌ」というブランドに興味を持っていただけていたらうれしく存じます。
ただいま全体的なブランド品の相場が上がっています。相場の高騰によって、昔使われていたブランド品なども高価買取を行えるようになりました。
昔使っていたバッグなどを手放されることを考えている方がいましたら、ぜひ査定を受けてみられることをお勧めいたします。その際には「買取大吉」へ是非ご来店ください。皆様をお待ちいたしております。