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有名ブランド・カルティエ(Cartier)の時計や歴史、人気時計バロン ブルー ダイヤ

有名ブランド・カルティエ(Cartier)の時計や歴史、人気時計バロン ブルー ダイヤ

ジュエラーによる腕時計の先駆者であるカルティエは、いまでは真のマニュファクチュールとしての道を歩んでいます。普遍的な設計思想の伝統を守りつつ、革新的に進化し続けるコレクションの魅力に触れてみましょう。まずCartier(カルティエ)とは、フランスの高級宝飾ブランド。「Jeweller of kings , king of jewellers 王の宝石商、宝石商の王」(エドワード7世の言葉)と言われる名門ブランドです。宝石のほかにも革製品、ライター、筆記用具などのお取り扱いもあります。現在リシュモングループの傘下にあります。1980年代後半まで日本市場では本国仏語発音に近い「カルチェ」と表示され呼ばれていましたが、それ以降英語圏市場での発音に近い「カルティエ」に統一され現在に至ります。時計産業において伝説とされるコレクション「タンク」を作ったカルティエ。そのため、宝飾メゾンとしてのみならず、優れた時計を世に送り出す時計メーカーとしても高く認知されております。時計メーカーとしてのカルティエについて見る前に、まずはカルティエの歴史を見てみましょう。

各国の王侯貴族も愛した有名高級ブランド

Cartierは、ルイ=フランソワ・カルティエ(1819-1904)が1847年に創業したフランスの高級宝飾メゾンです。1853年にはパリにジュエリーブティックを開き、そのわずか6年後にはフランス皇帝ナポレオン3世の皇后ウジェニーを顧客としました。3代目であり、孫のルイ・カルティエの時代にまると世界的なジュエラーとして名を響かせ、1939年までに15カ国から王室御用達の特許状を受けるに至りました。現在、これらのうち9王室の紋章がパリ本店の入り口左右に掲げられています。

エピソードとしては、『王冠に賭けた恋』というイギリス国王であるエドワード8世の話が世間を騒がせました。これはまるでドラマのような話で、実際にその後、映画化もされたほどです。

国王ともなるとその結婚は家が決めた相手とするのがよくある話ですが、エドワード8世にはウォリス・シンプソンという想いを寄せる相手がおり、彼女とどうしても結婚したいがために、自分の地位である国王の座をなくすことでその誠意を示しました。

そして57点もの豪華な宝飾品を彼女にプレゼントしますが、そのプレゼントした全ての宝飾品がカルティエの作品であったことでさらに脚光を浴びます。そこまでしてでも手に入れたいという恋する想いの深さと、それに匹敵するほどにCartierが魅力的な宝飾品であるという存在感を余すことなく世間に知らしめる宣伝として、これ以上のものはなかったでしょう。その後は王侯貴族だけではなく、有名な芸能人や一般の人々にも親しまれるような作品を数多く制作していき、不動の地位を確立していきます。

カルティエの時計ブランドとしての一面

Cartierは先進的な設計思想を発揮し、時計製造の歴史を語る上で欠かせないメーカーでもあります。そのきっかけとなったのが三代目のルイ・カルティエです。彼が経営に携わるようになって以来、独自のデザインに取り組み、時計制作に注力してきました。ですが、それ以前も腕時計をつくっており、カルティエ初の腕時計として登場するのは1888年のことです。ブレスレットにダイヤモンドを配した女性用のブレスレットウオッチです。懐中時計が主流だった当時、女性にとって時計は美しきジュエリーであり、現在のような“腕時計”とは別なスタイルを持っており、こうしたジュエラーとして培ってきた金属加工の技術はカルティエの強みといえます。

たとえば当時のジュエリーの台座はシルバーが使われておりましたが、扱いやすさの反面、酸化により年月が経つと黒く変色してしまうため、見栄えが悪くなるという弱点がありました。そこでカルティエが他社に先駆け、1900年に採用したのがプラチナです。銀の融点は961.93℃、金は1064℃に対して、プラチナは1772℃と高く、そのため成形には高い技術が必要になります。この技術は宝飾時計の製作でも使われています。またジュエリー製作で培われた金属加工技術力を時計製造でも発揮され、1909年、カルティエは「デプロワイヤント バックル」における最初の特許を登録しています。

人気時計バロン ブルー

「バロンブルー ドゥ カルティエ」ウォッチ(以下、バロンブルー)が発売されたのは2007年のこと。カルティエのコレクションの中では比較的新しいラインです。モデル名のバロンブルーは、フランス語で“青い風船”の意味。その名が示す通り、深遠な光を放つブルーのカボションをあしらった竜頭(りゅうず)をサイドに閉じ込め、時計ケース、竜頭、サファイアガラス、そして裏ぶたに至るまで、全てがまろやかな曲面で構成された美しいデザインが印象的な時計です。

ラウンド型のケースにローマ数字のインデックスの組み合わせは、どのメーカーにおいても定番の腕時計。それがカルティエの手にかかると、端正でクラシカルな中にもほんのりと大人の女性のキュートさが絶妙なバランスで表現され、それでいて高級感はまったく損なわないという離れ業を難なくやってのけてしまうのは「さすが」としかいいようがありません。

当時、カルティエウォッチの中で不動の定番として君臨していたのが「タンクフランセーズ」。シンプルなスクエアケースと、戦車のキャタピラを模したベルトが特徴的な、凛とした気品が漂うブレスレットウォッチです。

バロン(風船)のように軽やかなフォルムに青いカボションを閉じ込めた、“バロン ブルー ドゥ カルティエ”は、男女共にエレガントな手首を演出します。深いブルーのリューズに沿って軌跡を描くローマ数字。凸レンズのようにふくらみを帯びたケース、ギヨシェ彫りを施したダイアル、剣型針、ポリッシュ仕上げのリンクス。“バロン ブルー ドゥ カルティエ”の魅力は風船のように漂い、カルティエ ウォッチの世界に多彩なニュアンスを添えています。

まとめ

Cartierは今では王族や貴族だけではなく、有名人や一般の方にも愛される人気ブランドです。男性、女性や老若男女問わずに認知され人気のブランドですので一度は手にしてみたいですよね。まだまだ他にもバッグ、お財布、指輪などのジュエリー製品まで幅広い商品を生み出しているCartierにこれからも目が離せませんね。

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