ロレックスの魅力について
ロレックス(ROLEX)といえば「高級時計」、高級時計といえばと「ロレックス(ROLEX)」というほど、腕時計に関心の無い方にもその名は広く知れ渡り、ブランドウォッチを代表する代名詞として良く挙げられます。でも、そもそもロレックスには、何故そのような高い知名度があるのでしょうか。そんなロレックスの魅力について少し語る前に、まずその輝かしい功績について見ていくことにします。今から100年以上も前の1905年のこと、当時、腕時計は世の中に存在はしていたものの、この時代の携帯時計と言えば懐中時計が主流でした。ロレックスの創始者であるハンスウィルスドルフは、時代の先を見据えた先見の眼で、懐中時計に代わる利便性の高い腕時計に着目し、製造を始めます。それから15年もの時が流れ、現在の高級時計の主流ともなる各パーツをケースにねじ込み式にすることで、気密性と防水性に優れた「オイスターケース」を製造し、ロレックスが腕時計で初めて実用化し、その特許を取得します。
ほかにも時計の動力となるゼンマイを腕の振りの動きに合わせ、左右360度回転することで自然に巻き上げを行う「パーペチュアル」機構を開発。さらに、日付が替わると同時に瞬時にカレンダーの表示が替わる「デイトジャスト」機構を発明します。これらはのちにロレックスの三大発明と呼ばれ、現在でも用いられている技術で、高級時計を製作するうえでの基礎となっており、発明当初は業界を震撼させる高度なものでした。他にも、高い精度の機械式時計であることを証明するクロノメーターの認定を腕時計で初めて受けるなど、これらの高い精度とそれを支える巧みな技術により信頼を勝ち得、ロレックスは時計ブランドとしての名声を得たのです。