ロレックスの日本限定モデルは価値が高い
一般的なロレックスのモデルであっても基本的に価値が高いですが、日本限定モデルは日本でしか販売されていない以上、さらに価値が高いのがポイントです。
その分購入するのが非常に難しいですが、既に持っている人や無事に購入できた人にとっては非常にレアなものが手元にある満足感が得られるでしょう。
ロレックスの日本限定モデル6選
ロレックスの日本限定モデルは、以下の通りです。
・ターノグラフ(Ref.116263)
・エクスプローラーⅡ(Ref.216570)
・デイデイト(Ref.118239)
・デイトジャスト(Ref.179179NG)
・オイスターパーペチュアル(Ref.116000)
・スペースドゥエラー(Ref.1016)
ターノグラフ(Ref.116263)
ターノグラフRef.116263は、2004年にデイトジャストの派生モデルで登場しています。しかし、2013年に製造と販売が終了してしまったことで流通数は決して多くありません。
2011年までにブラックとホワイトの文字盤が300本ずつ制作され、600本ものターノグラフが日本限定モデルとして販売されました。
通常版の赤が特徴的なモデルと違い、日本限定モデルは落ち着いた緑色が使用されており、全体的に落ち着いたデザインになっているのが魅力です。
エクスプローラーⅡ(Ref.216570)
エクスプローラーⅡRef.216570は、読売ジャイアンツ優勝記念モデルです。
2012年に88本だけ限定で発売され、当時の監督だった原辰徳監督の背番号88に由来しています。他のモデルと違ってジャイアンツのカラーであるオレンジ色が特徴的で、多くのファンから支持されています。
しかし、人気の高さと生産本数の少なさから市場に出回ることがないため、取引価格が不明とされています。
デイデイト(Ref.118239)
デイデイトRef.118239は松坂屋が創業して400年迎えた記念に製作されたデイデイトです。
2011年に限定で30本発売され、ダイヤが400粒も使用された高級感溢れるデザインです。
このことから、市場に出回ったとしても400万円以上の金額で取引されることが多いでしょう。
デイトジャスト(Ref.179179NG)
デイトジャストRef.179179NGは松坂屋の限定モデルで、女性向けとして50本限定で発売されました。
通常モデルは文字盤の4時の部分にダイヤが装飾されているだけなのに対し、限定モデルはサファイアやルビーが使用されており、より豪華なデザインとなっているのが特徴です。
市場では190万円前後の金額で取引されることがあります。
オイスターパーペチュアル(Ref.116000)
オイスターパーペチュアルRef.116000は、昔から作られているモデルの一つです。
ステンレスのオイスターブレスレットが採用されており、3、6、9がアラビア数字になっています。
世界各国で販売されていますが、特定のデザインが日本限定で販売されました。このときの日本限定デザインは2008年に1年間だけ流通し、同型番の通常モデルよりも高価買取されています。
スペースドゥエラー(Ref.1016)
ロレックスのスペースドゥエラーはエクスプローラーⅠをベースに製作されたモデルで、NASAのマーキュリー計画に参加した7人の宇宙飛行士の来日記念として日本限定で販売されました。
エクスプローラーⅠとの違いは、通常モデルだと12時下位置にEXPLORERと記載されているのに対し、スペースドゥエラーはSPACE-DWELLERと刻印されていることです。
ロレックスの周年記念限定モデル6選
ロレックスの周年記念限定モデルは、以下の通りです。
・サブマリーナー50周年記念限定モデル(Ref.16610LV)
・コスモグラフデイトナ50周年記念限定モデル(Ref.116506)
・シードゥエラー50周年記念限定モデル(Ref.126600)
・デイデイト50周年記念限定モデル(Ref.118348)
・ミルガウス50周年記念限定モデル(Ref.116400GV)
・コスモグラフデイトナ60周年記念限定モデル
サブマリーナー50周年記念限定モデル(Ref.16610LV)
2003年にサブマリーナー50周年記念としてロレックスの企業カラーであるグリーンを前面に押し出したデザインのRef.16610LVが登場しました。
鮮やかなグリーンが印象的なこのモデルはグリーンサブと呼ばれて愛されています。
元々は期間限定品の予定でしたが、人気と注目を集めたおかげでそのまま定番入りすることになりました。
コスモグラフデイトナ50周年記念限定モデル(Ref.116506)
2013年にコスモグラフデイトナ50周年記念として、コスモグラフデイトナRef.116506が登場しました。
希少なプラチナを使ったアイスブルーの文字盤にブラウンのベゼルを組み合わせた珍しいカラーリングは、多くの人から支持されています。
歴史上初と言われるプラチナを使用したケースとブレスレットのモデルで、普段のデイトナとは違った記念限定モデルらしさを醸し出していると言えるでしょう。
シードゥエラー50周年記念限定モデル(Ref.126600)
防水機能に優れたシードゥエラーの50周年記念限定モデル、Ref.126600は通称赤シードと呼ばれて親しまれています。
文字盤にあるSEA‐DWELLERが赤文字になっており、これは1967年に登場した初代モデルと同じ表記として大きな話題になりました。
市場では200万円前後で取引されており、非常に価値が高いモデルだと言えます。
デイデイト50周年記念限定モデル(Ref.118348)
デイデイトRef.118348は豪華絢爛という言葉が似合うデイデイトシリーズの50周年記念モデルです。
文字盤とベゼルにはダイヤモンドがふんだんに使用されており、ケースはゴールドと今までのデイデイトをベースに限定モデルらしさを前面に出していると言えます。
イエローゴールドの重厚感あふれるデザインは、ここぞという時におすすめです。
ミルガウス50周年記念限定モデル(Ref.116400GV)
ミルガウスは元々医療従事者のために開発された腕時計でした。
磁場に耐えうるという機能面からミルガウスという名称がつき、50周年を迎えたことで記念モデルが登場しました。
企業カラーであるグリーンのサファイアクリスタルガラスや、初代から磁場を表現した稲妻デザインの秒針を特徴としており、多くの人から高評価を獲得しました。
コスモグラフデイトナ60周年記念限定モデル
2023年の秋にコスモグラフデイトナ60周年記念モデルが発売されました。
見た目の変化は大々的なものではありませんが、ムーブメントなどの内部に変更があります。
ロレックスらしさが際立つモダンでスタイリッシュなデザインと、より使いやすくアップデートされたモデルだと言えるでしょう。
まとめ
ロレックスは基本的に需要が高い上に中古の値段も高いので、日本限定モデルや周年記念モデルはさらに価値が高いと言えるでしょう。
もしも日本限定モデルや周年記念モデルを持っているなら、是非とも査定に出してみてはいかがでしょうか。