歴史が証明したその堅牢さ
ロレックスは流行を超越したシンプルなデザインと、高い耐久性で知られています。ロレックスのアイデンティティであり、同社初の防水時計でもある「オイスター」の名が一躍世界に知られることとなったのが、1927年に女性スイマー、メルセデス・グライツがイギリス海峡を泳いで渡ったときでした。彼女の腕に装着されたオイスターは彼女が泳ぎ切ったあともしっかり時を刻んでいました。
また1953年、エベレスト初登頂が成し遂げられた際には「ロレックス エクスプローラー」がその歴史的瞬間を刻みました。この時計が、エベレストという究極の環境で、雪や極寒、気圧の違いなどにも耐性をもつことを証明する出来事となりました。このように尋常ではない耐久性を誇るロレックスの時計は、あなたの一生のパートナーとなってくれることでしょう。
タイムレスなタイムキーパー
ファッションアイテムとしてもロレックスは間違いのないチョイスです。デニムでもスーツでも、ドレスでも、そのシンプルであか抜けたデザインは、シーンを選ばずスタイルに溶け込みます。また、ジュエリーとの相性も良く、腕もとに華やぎを添えてくれます。ゴールド素材のゴージャスな存在感は言わずもがな、ステンレススティールも抑制のきいた嫌味のないリュクスが、さり気なくて好印象です。
ロレックス「デイトジャスト」
シンプルなデザインがお好みの方には「デイトジャスト」がオススメです。ロレックスの定番的な立ち位置で、安定の人気をほこり、ロレックスのレディースウォッチの中でも人気の高いモデルです。ロレックスのブランド設立40周年を記念して製作されたモデルで、正式名称は「オイスター パーペチュアル デイトジャスト」。防水防塵性能を持った「オイスターケース」、時計の自動巻き機構である「パーペチュアル」、日付表示機能である「デイトジャスト」…つまり、ロレックスの三大発明といわれる機能が集約された時計なんです!
ケースサイズも31㎜・36㎜・41 ㎜から選ぶことができますし、素材もゴールドなどの貴金属系からステンレススティールまで多様な展開、ブレスレットもシンプルな印象の「オイスターブレスレット」と、緻密で高級感ただよう「ジュビリーブレス」から選ぶことができます。シンプルなデザインである分、自分の好みのディティールを選べば一層、愛着が湧きます。
もう一点、レディースロレックスとしてデイトジャストが見逃せない点が、31㎜サイズに搭載された最新キャリバー2236です。このアップデートによって、磁場に対する耐性が向上しました。スマートフォンやパソコンなどが日常に欠かせない現代は、電磁波に晒されやすい環境ですが、最新キャリバーはそんな電磁波にも強い耐性を持っているので、より安心して日常使いすることができます。
ロレックス「デイトナ」
よりダイナミックな時計を探しているなら、「デイトナ」がオススメです。デイトナの名前は世界的な24時間耐久モーターレースが開催されるデイトナ・インターナショナル・スピードウェイに因んでいます。レーサーが平均速度を割り出すことができる機能を備え、3つの小窓と目盛りの付いたタキメーターベゼルがスポーティな印象を与えます。
このデイトナの中でも伝説的なモデルが、ポールニューマンです。これは白文字盤に黒い小窓があしらわたデザインで、別名「パンダダイヤル」とも呼ばれます。アールデコ調のディティールが、エレガントなエッセンスを添えます。
なぜポールニューマンなのかというと、俳優でレーサーのポール・ニューマンがこの時計を付けて数々のレースで優勝したという経緯があります。しかもこれは妻であるジョアン・ウッドワードが、命がけのレースに臨む夫に贈った御守りのような時計であり、そうしたエピソードもこの時計の神話化に貢献して、現在桁違いに価格が高騰している超希少モデルでもあります。
ロレックス「ミルガウス」
ミルガウスは隠れたロレックスの名作で、1000(=ミル)ガウスの対磁性能を持つ、科学者や研究者に向けて作られた時計です。デイトナやサブマリーナーなどに比べると、男性陣には注目されづらいようですが、実はそのデザイン性がとても上品なのです!特にオススメなのが、エメラルドグリーンが美しいブルーダイヤルモデルです。
ミルガウスだけに採用されているグリーンサファイアガラスとの相性もよく、ケースやブレスレッドは耐蝕性に優れたオイスタースチール素材で作られています。そして稲妻型のオレンジ色の秒針には、絶妙な遊び心が感じられます。それにラボレベルの磁場に耐えられる仕様なので、日常の磁場環境でも安心して使うことができます。
まとめ
女性におすすめのロレックスモデルを紹介しました。歴史的にプロフェッショナルウォッチとして、様々な環境下で活躍する人々にむけて製作されてきたロレックスウォッチのラインナップには、これらのモデル以外にも、様々なシーンに最適な個性豊かなモデルが存在します。
また、正規店では欲しくても買えないような品薄状態が続いており、中古市場の価格相場は高騰しています。つまり、ロレックスの時計は投資資産としても価値があると言えます。もし時計の購入を検討しているのであれば、ロレックスは失敗のない選択肢の一つとなることでしょう。