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ナンバー1クロノグラフ!ロレックスの王様デイトナ

ナンバー1クロノグラフ!ロレックスの王様デイトナ

今回はロレックスの唯一のクロノグラフモデル『デイトナ』についてお話したいと思います。誕生から50年以上も経ちますが、スポーツモデルの中でも長寿なモデルです。ロレックスでは唯一クロノグラフ機能が搭載しているモデルでエレガントで上品。そして洗練されたスタイリッシュなデザインはいつの時代でも多くの人を魅了しております。イエローゴールド・ピンクゴールド・プラチナ素材タイプも展開をしており、バリエーションが豊富な所もデイトナの魅力の一つです。

そもそも、クロノグラフモデルって何?どんな事が出来るの?

クロノグラフとは簡単にいうとストップウォッチ機能のことです。スタートボタンを押すと、細く美しい針が精密に時間を計測します。文字盤や時間を示す太い針を邪魔しないシンプルかつスタイリッシュなデザイン。計測にズレが生じるリスクも最小限に抑えられています。

ストップウォッチ機能は、デジタル時計では珍しくありません。けれど機械式時計に搭載するのは至難の技。非常に複雑な機構となるため、熟練の職人の腕が必要不可欠なのです。なぜデイトナにこのような複雑な機構が組み込まれているのかというと、デイトナがモータースポーツ用の腕時計だからです。

レーサーにとって1秒は大変な重みを持った時間。だからこそ時間を計測できるストップウォッチの機能が大変重要なのですね。使う人のことを第一に考えた結果、ロレックスはデイトナにクロノグラフという特殊機構を搭載したのです。速さを計るタキメーターも搭載されており、デザイン性も高くデイトナの人気を押し上げています。

デイトナ歴史について。世代ごとに追ってみた

キングオブクロノグラフと評されるデイトナは、ロレックスの中でも別格の存在であり、現在では富裕層を中心に世界中で爆発的な人気を博していますが、デイトナが正式にシリーズ化されたのは1988年と他のモデルよりも後発でした。しかしながら、デイトナの起源は1950年にまでさかのぼるなど、実はすでに約65年の歴史が存在するのです。ここでは、そんなデイトナの誕生~現在までの歴史を世代ごとに追っていきましょう。

 

●1950年代~デイトナの起源

デイトナシリーズの誕生は1950年代に遡ります。アメリカのサーキットコース「デイトナ インターナショナル スピードウェイ」への協力が開発のきっかけとなりました。このころのデイトナは現在「プレ・デイトナ」として親しまれています。まだファーストモデルですらありません。タキメーターがベゼルではなくダイヤルに記されているRef.6238 3カウンタークロノグラフなどがこの世代。ROLEXの文字の下には「CHRONOGRAPH」と刻まれています。

まだオイスターの文字はありません。初代デイトナ・ファーストモデルは少し経った1963年ごろから製造されました。ムーブメントを改良し、マイナーチェンジを施し、デイトナは徐々に現代の形へと変貌していきます。

 

●1960年代初期~初代デイトナの登場

1代目デイトナ・型番6239が登場します。デイトナの歴史には不明な事も多いのですが、同型番でも“DAYTONA”表記がない物も確認されています。時を同じくステンレスベゼルのRef6239に対してベゼルがプラスティック仕様のRef6241も登場しました。

 

●1960年代後半~2代目デイトナの登場

2代目デイトナのRef6262・6264が登場したのは1960年代の後半です。大きく変わったのはムーヴメントがCal72BからCal727に変更。ねじ込み式のリューズを搭載しておらず防水性は30mしかなかった為、短命に終わりました。

 

●1970年~3代目デイトナの登場

短命だった2代目の登場から間もなく3代目であるRef6263と6265が登場します。

手巻き式デイトナの最高傑作として呼び声が高いRef.6263・Ref.6265はムーヴメントは前期モデルと変わらずCal727を搭載。また防水性に優れた「スクリューロック・プッシャー」を採用し、オイスター(防水)の名が冠せられました。オイスターケースとねじ込み式プッシャーにより50m防水を実現。後期にはトリプルロックに変更になり100mまで防水可能になりました。

マイナーチェンジがいくつも施されましたが、デイトナモデルの中で最も長く生産されたモデルです。この第3世代ではロレックスとデイトナを世に知らしめた「ポールニューマンモデル」が登場しました。Ref.6263のレアモデルです。俳優ポール・ニューマンがその腕に着用していたことから広く知られるようになりました。文字盤がホワイトとブラック。インダイヤルのアラビアインデックスが大きく、一段くぼみ立体的に見えることが特徴の一つです。

 

●1988年~4代目デイトナ、エルプリメロを搭載

デイトナはそれまで手巻き式でしたが、ようやく現代につながる「自動巻」が誕生します。ただしまだ自社製ではなくゼニス社という別会社の機構をベースに作成されたものでした。

ベゼルは金属製に統一されサファイアクリスタル風防を採用。エレガントさに加え堅牢性もアップし、王者ロレックスの風格をますます知らしめるように。またこの時にステンレスとイエローゴールドのコンビモデルのRef・16523とオール金無垢タイプのRef・16528が登場します。1990年代になると革ベルトタイプのRef・16518・Ref・16519などバリエーションが増えました。

 

●2000年~5代目デイトナの登場

第5世代のムーブメントは完全ロレックス社製です。デザインは第4世代を引き継ぎ、ムーブメントの変更を施しています。インデックスの配置や太さなどを変更し、肉厚を感じさせるケース。上品さを前面に押し出しビジネスシーンでもまったく遜色のない仕上がりに。

また青・黄色・緑・ピンクのカラーダイヤルを揃えたデイトナビーチが発表されとても話題になりました。2008年にピンクゴールド素材モデル・型番116505が登場するとその3年後にデイトナ初のセラミックベゼル116515LNが登場。続々と新しいモデルを誕生させました。

 

●2016年~6代目デイトナの登場

現在製造されているのがこちら6代目のデイトナRef.116500LNです。16年ぶりにステンレスモデルがマイナーチェンジされ大きな話題になりました。特筆すべきはロレックスの特許技術セラクロムベゼルです。第4世代以降使われていたのはステンレスベゼル。美しく輝く反面、傷がつくと目立つという特徴も。

一方でセラクロムベゼルは、素材にハイセラミックを使用しています。傷がつきにくく退色しないとして重宝されることになりました。ちなみに型番の最後に「LN」がつくようになったのも116500LNからです。この「LN」とは、フランス語のLunette Noie(黒いベゼル)の略称。黒ベゼルに白抜きの文字が時計全体を引き締めています。

まとめ

デイトナは時代に合わせて変化し続け、次第にその姿を変貌させていきました。今後もデイトナは私たちとともに進化を遂げていくことでしょう。

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