ロレックスの竜頭のデザインは大きく4種類
ロレックスの竜頭は一つ一つ拘っています。ロレックスの竜頭のデザインには意味があり、竜頭1つからだけでも様々な情報を読み取ることが可能です。ロレックスの竜頭には王冠マークが刻印されていますが(一部例外有)、その下にドットや一本の線があります。これはそれぞれ以下のような意味になります。
一本の線(一本バー)→ステンレスもしくは金無垢。ステンレス素材のモデルは特に多いのでよく見かけるマークかもしれません。デイトジャストやエクスプローラーでの採用が多いです。
ドット1個「・」
プラチナ素材となります。ホワイトゴールドと見た目からの判断が難しい場合も竜頭のドットの数が1個であれば確信が持てます。プラチナ素材のロレックスは数も少ないので最も見る機会が少ないかもしれないです。デイトナやデイデイトで見かけることが多いです。
ドット2個「・・」
ホワイトゴールド素材でツインロック式となっております。こちらもドットが1個の物と同じくシルバー色なのでプラチナなのかゴールドなのかの判断材料となります。こちらはゴールドを使用したデイトナやデイデイトに見られます。
ドット3個「・・・」
トリプルロック式(高性能の防水性)に見られます。スポーツモデルやダイバーズモデルであるロレックスに採用されます。リュウズの裏側やケースの内部にパッキンを埋め込むことで防水性能を上げています。
竜頭の役割
竜頭は時計にとって重要な役割を持っています。1番は針の操作に使用しますが、時計によってはカレンダーの操作やゼンマイの巻き上げ(手巻き等)が出来ます。無くてはならない存在ですね。
針を調整して時刻やカレンダーを合わせる竜頭ですが、時計によって使い方も異なります。竜頭を引っ張ってから回すことで調整するタイプと逆にねじ込んでから調整するタイプがあります。殆どは引き出し式が使用されていますが例えばロレックスのオイスターですとねじ込み式が使用されています。
ちなみに小ネタですが、カレンダーの変更を20時~4時である0時前後の4時間はしてはいけないと言われています。これは内部で日送り車と言われる歯車が作動している時間帯なので、問題なく操作はできますが歯車に大きく負担をかけてしまうため、故障の原因となる事もあります。
なるべくリスクは避けたいのでこの時間帯は我慢しましょう。どうしてもすぐに直したいという場合は時計の時刻を上記の時間からずらせば問題ないので一旦時間を変更したのちに変えましょう。
竜頭のメンテナンス
竜頭もメンテナンスをしないと段々と重くなってきてしまい無理に回すと折れてしまったりしてしまいます。壊れてからでは遅いので定期的なメンテナンスを心がけましょう。細かい場所は爪楊枝などで定期的にクリーニングをしてあげましょう。
万が一故障した場合は放置せずすぐに修理、状況によってはオーバーホールを行いましょう。正常な状態ではないのでそこから水分が侵入して二次災害に繋がってしまいます。
竜頭が空回りする、竜頭が抜ける、竜頭が動かない、竜頭が重い故障にも様々な状況がありそれにより考えられる原因も絞る事ができます。まずはどのような状態になってしまったのかを確認しましょう。
問題はかかってしまう費用でしょうか。ロレックスの場合オーバーホール代も込みになるのでなかなかに高額になります。価格によっては何かの知らせだったんだと割り切って故障が広がる前に売却を検討してみるのもひとつの道かもしれません。
まとめ
人の体と同じで時計も1つ1つの部品に大切な役割があります。「買取大吉」では状態が悪くても高価買取をお約束します。時計で気になる物がありましたら「買取大吉」にご相談ください。各店舗にロレックスマスターも在籍しております。