コスモグラフ歴史
コスモグラフ デイトナの歴史は、タキメーターベゼルを備えた手巻き式クロノグラフから始まりました。1960年代当時のクロノグラフ全般に共通する実用面での課題は、プッシャーから水の侵入を防ぐ方法であり、ロレックスもコスモグラフ デイトナを発表した時点では明確な答えを出せずにいました。防水腕時計のパイオニアであるロレックスはこの命題に果敢に挑み、1960年代半ば頃にねじ込み式クロノグラフプッシャーを開発します。これによって、コスモグラフ デイトナは唯一無二の防水クロノグラフとしての地位を確立しました。デイトナの進化における次のターニングポイントが、1988年に実現したムーブメントの自動巻き化でした。この段階で大幅なリューアルが行われ、ケース径40mmへのサイズアップ、初めてリュウズガードが装備されるなど、手巻き式の時代とは違う新たな魅力を打ち出しました。
2000年には、長年の念願が叶い、完全自社製の自動巻きクロノグラフムーブメントが搭載され、さらなる進化を遂げました。昨今のコスモグラフ デイトナのブームはさまざまな要因から成り立っていると思われるが、とりわけ大きな影響力を持つのが、通称“ポール・ニューマン ダイヤル”と呼ばれるモデルです。稀少なダイヤルが登場したのは1960年代の後半、いくつものバリエーションがあり、あまりの人気ゆえ、世界中の時計コレクターを熱狂の渦に巻き込んでいます。人気の火付け役は、世界的に人気で“男も惚れる”と言われた俳優、ポール・ニューマンです。
レーサーとしても活躍していた彼は、コスモグラフ デイトナの愛用者としても有名であり、着用している姿に憧れる人が後を絶ちませんでした。このことをきっかけに、いつしかコスモグラフ デイトナの愛好家の間で、ポール・ニューマンダイヤルという呼び名が生まれました。この伝説的な俳優の活躍にも彩られたデイトナは、これからもロレックスの人気を支え続ける存在として後世まで語り継がれていくに違いありません。
人気シリーズ紹介
■コスモグラフ デイトナ 116500LN White
・直径:40mm
・ムーブメント:自動巻き(キャリバー4130)
・パワーリザーブ:約72時間
・防水:10気圧(100m)
ホワイトの文字盤にブラックのカウンターを組み合わせたモデルです。タキメーターが付いた両方向回転ベゼルは、セラミック製になります。クロノグラフ機能は、8分の1秒単位で計測が可能です。30分積算計と12時間積算計がついています。ケースとブレスレットは、シルバーのオイスタースチール製です。ブレスレットは、コマ横に3つ並んだ3連リンクを採用しています。
■コスモグラフ デイトナ 116500LN Black
・直径:40mm
・ムーブメント:自動巻き(キャリバー4130)
・パワーリザーブ:約72時間
・防水:10気圧(100m)
ブラックの文字盤にシルバーのカウンターを組み合わせたモデルです。セラミック製の両方向回転ベゼルもブラックになります。ケースとブレスレットは、シルバーのオイスタースチール製です。黒を基調とした高級感あふれるデザインになっています。
■コスモグラフ デイトナ 116509-0044
・直径:40mm
・ムーブメント:自動巻き(キャリバー4130)
・パワーリザーブ:約72時間
・防水:10気圧(100m)
マザーオブパールの文字盤が印象的なモデルです。光の当たる角度によって、色合いが変わる幻想的なデザインになっています。インデックスに使用しているのは、ダイヤモンドです。ホワイトのベゼルにはタキメーターが付いています。ケースとブレスレットは、ホワイトゴールド製です。アクセサリーの様な華やかさと高い機能性を兼ね備えています。
最後に
コスモグラフデイトナはデイトナとは一味違った魅力を感じて頂けたのではないでしょうか。自分好みのネーミングのチグハグ感や個性的なデザインを探して見ても面白いかもしれません。「買取大吉」では店舗査定や出張査定、お見積りなど全て無料でご利用頂けますので、ぜひお問い合わせお待ちしております。