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シードゥ エラー ディープ シー 116660

シードゥ エラー ディープ シー 116660

シードゥ エラー ディープ シーの性能

ロレックスの中でも最大級、また初のチタン使用モデルとして2008年バーゼルワールドにて発表されたシードゥエラー・ディープシー。超深海プロフェッショナル・ダイバーズ、Ref16600の後継モデルとして登場しました。

ロレックスの人気ダイバーズウォッチ シードゥエラー「116660」。通称ディープシーと呼ばれるこのモデルは「ブラックダイヤル」と「Dブルーダイヤル」という2種類の文字盤タイプがあり、幅広い層に支持を受け続けています。

黒モデルに加えて、2014年に青い文字盤を持つディープシー116660(Dブルー)が加わりました。これは2012年にマリアナ海峡で一番深い10900メートルもの深さがあるチャレンジャー海淵へ単独潜水した、映画タイタニックの監督で知られるジェームズ・キャメロン氏の偉業をたたえるために、2014年から製作されはじめたものです。2014年から2017年のマイナーチェンジまで生産されていた初期モデルは、現行モデルにはない、まさに深海を思わせる静かな不快青のグラデーションの文字盤を持っています。

 

製造年:2008年~2018年

ムーブメント:Cal.3135

防水性能:3,900m

ケース径:44mm径×18.1mm厚

ケース素材:ステンレススチール

ブレス素材:ステンレススチール

風防:サファイアクリスタル

ベゼルタイプ:セラミック製逆回転防止べゼル

パワーリザーブ:48時間

新品重量:約220g

ロレックス シードゥエラー ディープシー Ref.116660の特徴

ディープシーの魅力。それは圧倒的な防水性能です。シードゥエラー ディープシー「Ref.116660」は、量産型の機械式時計の中では最高峰の防水性能、3900mもの防水機能を誇ります。ロレックス社が特許を取得している「リングロックシステム」と呼ばれる新しいケース構造により驚異の防水性能を確保。ディープシーにはロレックス独自の革新的なケース構造のリングロックシステムが備えられており、驚くべき防水性と防圧性が確保されてます。また、サブマリーナよりも深く潜ることが想定されているため、ケース9時位置にヘリウム・エスケープバルブが備えられていることが特徴です。

リングロックシステムを採用したケース構造

リングロックというシステムを採用することで、水深3900mの深さの圧力に耐えることができます。クリスタルにかかる圧力は、約3トンにもなりますが、その水圧にも耐えるだけの構造になっています。この構造に使われているのは、航空宇宙産業でも使われる窒素合金ステンレススチールや熱さ5mmのドーム型サファイアクリスタルです。

裏蓋にはグレード5のチタン合金が採用されているので、頑丈な作りになっていて、水深3900mの深さまで潜ることが可能になっているのです。まさに過酷な環境でも壊れない腕時計の評判を得るのに十分な理由があります。

ヘリウムガスエスケープバルブ

ケース9時位置には潜水時にケース内部に侵入したヘリウムガスを逃がすためのヘリウムガスエスケープバルブを搭載しています。深い潜水に使われる空気はヘリウムを主成分としており、浮上の際ヘリウムガスがケース内に侵入して抜けないと気圧差で爆発するおそれがあります。これを回避する為に自動的に排出することができる仕組みがヘリウム・エスケープバルブです。

ディープシー116660ブラックの買取相場

ブラックのモデルは、シンプルでありながらも存在感があるデザインが魅力です。個性的なブルーもありますが、ブラックはシンプルな色合いなことから、ビジネスやフォーマルなシーンでも活躍できるのが特徴です。相場の変動を見てみると、2014年頃では約80万円台の買取価格も、2018年には約112万円にもなりました。4年の間に20万円以上も価格が高騰しました。その後、2018年に新しいモデルが発売されたことから、相場は徐々に下がっています。

ブラックには、マークダイヤルの形状が異なる3種類があり、2008年から1年間だけ流通したマークIは、希少価値がある可能性があります。今後の相場の変動に注目しましょう。

ディープシー116660Dブルーの買取相場

過去には新型が発売され生産が終了すると価格が高騰し、およそ150万円の買取価格にもなりました。その後、価格は落ち着きを見せており、2020年には約120万円に戻ります。また、Dブルーは、2017年にマイナーチェンジが行われたことから、2種類のタイプがあります。マイナーチェンジ後は、青の鮮やかさが増しています。

それでマイナーチェンジ後の文字盤の方が少し高くなっているのが特徴です。もちろん細かな差ではありますが、今後買取価格に差が生じる可能性があるため、注目しておく価値はあるでしょう。

まとめ

今まで細かなマイナーチェンジを繰り返してきたディープシーですが、今回のマイナーチェンジではDブルーの文字盤に変更が見受けられました。ただ、この変化によって相場が大きく変動することはなく、今のところはどちらも価値は同じのようです。そのため、好きなデザインのディープシーを購入して問題ないでしょう。

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