技術力の高さ!
ロレックスはもとより、高級時計において今でこそ当たり前の機能となった防水ですが、開発された1920年当時は、その他のブランドメーカーと比較すると、ロレックスの品質と精度における技術の高さは、群を抜いて格段に進んでいました。この防水の向上に一躍かったオイスターケースの誕生により、気密性が飛躍的に向上し、時計内部の機構(ムーブメント)の劣化が防げているといっても過言ではありません。
日々使用する腕時計のコンディションを長く維持できるようになったのはこのロレックスが開発したオイスターケースがあってのことなのです。完成から100年ほど経った現在でも使われている技術で、そのクオリティーは防水時計を手掛ける上での基本となっています。
ロレックスの価値
腕時計を買取りや質預かりに出した場合、ロレックスほどリセールバリューが良く、高額で取引される時計は他にはないと言っても過言ではありません。なかでも価値が上がっているロレックスの代表的なのモデルと言えばスポーツモデルのデイトナ。デイトナは中古の品であっても国内定価より買取り価格や取引価格が高くなっています。そんな中古でもプレミアで取引されるのは人気と評価が高いロレックスならではだといえます。
ロレックスのメンテナンスと手軽さについて
高級腕時計と言えば、一般的には本体にかかるお金だけでなく、メンテナンスの費用に関しても高額だとイメージする方も多いと思います。しかしロレックスの場合、オーバーホールにかかる基本料金はスタンダードな物で3万円程度です。その他、消耗部品代が発生する場合がありますが、だいたいの修理・メンテナンスにかかる費用の相場は2~3万円程度となっています。壊れてもロレックスの場合、内部機構の部品も手配しやすく、修理することが出来る職人の数が多いので、アフターフォローも安心です。ロレックスを使用する場合、目安として約4~5年に一度の割合でオーバーホールするのが好ましいとされており、オーバーホールを行うことで再び新品と変わらぬコンディションで使用できます。4~5年で3万円と考えれば、年間にかかるメンテナンス代は6~7千円程度と比較的手軽な金額なので、高級腕時計を所持するうえでロレックスは経済的と言えます。
ロレックスのデザインについて
ロレックスは長年に渡って使用しても飽きが来ないデザインで、それを象徴するように数年たったモデルでも大きなデザインの変更がないこともロレックスの大きな魅力の一つと言えます。ロレックスの代表的なスポーツモデルであるサブマリーナに関して言えば、過去数十年間に渡って大きなデザインの変更を殆ど行ってないという事実があります。またサブマリーナーは、その他多くのダイバーズウォッチの手本になるほどの完成されたデザインとなっています。
ロレックスのステータス
ロレックスの知名度は説明するまでもないほど有名な腕時計。他のどんな時計ブランドよりもロレックスは知名度が高く、そのため所有している喜び、いわばステータスを味わうことができます。ロレックスがここまでの知名度を得ることができたのも、上記で述べてきた確かな品質の裏付けが有る故に他なりません。名だたるブランド時計があるなか、一度も所有したことのない方にはロレックスはおススメの高級時計と言えます。
ロレックスの定番
●オイスターパーペチュアル(OysterPerpetual)
普遍的なデザインでロレックスの原点を体現するオイスターパーペチュアル。押し付けがましくないシンプルなフェイスは、ステータスではなくクオリティを求めるビジネスマンに人気です。
●サブマリーナ(Submariner)
力強く機能的なデザインで瞬く間にロレックスのアイコン的な地位を確立したサブマリーナ。高級感と耐久性が与えられたセラミック製の回転ベゼルは、目盛りの部分にプラチナをコーティング。ダイバーズウォッチの代表格。
●エクスプローラー1(Explorer1)
探検家のために開発されたエクスプローラーは、堅牢で高度に洗練されたスポーツモデル。シンプルで飽きの来ないデザインはスーツスタイルのビジネスマンにも人気です。
●コスモグラフデイトナ(CosmographDaytona)
1963年に誕生したコスモグラフデイトナ。高級感のあるベゼルはデザイン性のみならず、プロのカーレーサーの平均速度を正確に計測することも可能。最高のパフォーマンスを持つ究極のクロノグラフ。
●デイトジャスト(Datejust)
機能と流行に左右されないデザインを兼ね備えるデイトジャストは、モダンウォッチの典型とも言えるモデル。1945年、モデル名の由来となった、3時位置の小窓に日付を表示する初の自動巻防水クロノメーター腕時計として誕生しました。
まとめ
ロレックスはヴィンテージモデルからスポーツモデルといろいろありますが高級時計の中でも手軽に付けられる、デザインなどでほかの高級時計と差をつけてきました。ヴィンテージモデルに関しては世界に数本しかなかったりと入手も困難ですが、それでも魅了されるほどのデザインがあります。これからもロレックスの需要はますます上がるので手に入れた場合は根気よく時計店へ通うことをお勧めします。