パテックフィリップの魅力
パテックフィリップは時計業界に置いて頂点に立つと言われるブランドです。生産される時計は高貴なデザインで、開発力は他のメーカーの追随を許さず、品質の高さも随一とされています。リューズを巻かなくとも、永久にうるう年なども含めたカレンダーを刻み続ける「永久カレンダー」などが有名です。他にも天文星座図を表示したり、時計ブランドの中でも屈指の複雑な機構をいくつも作りだしています。
パテック フィリップを代表するモデルである「アクアノート」。カジュアルかつスポーティーでありながら、パテック フィリップらしいエレガンスを体現しており、現代人のアクティブなライフスタイルにふさわしいモデルとして幅広い層から支持を集めています。ハイテクの複合素材「トロピカル」バンドが取り入れられているなど、アクアノートという名前からも想像できるとおり、高い防水性(120m)のほか、牽引・紫外線耐性に優れるのも大きな特徴です。
オーデマ・ピゲの魅力
オーデマ・ピゲは立ち上げ当初から超複雑時計開発において、スイスの中でも屈指の存在とされているブランドです。140年以上の長いブランドとしての歴史を持っており、時計の薄型化と小型化を追求し続けています。また,オーデマピゲはスポーツとのパートナーシップも結んでおり,F1レーサーのシューマッハを始めとするモータースポーツ選手がアンバサダーを務めています。
オーデマ・ピゲを代表するモデルである「ロイヤルオーク」。1972年に誕生した“ラグジュアリースポーツウォッチ”の原点は、天才時計デザイナーのジェラルド・ジェンタが手掛けた英国艦艇ロイヤルオークの舷窓をイメージした8角形のベゼルや、方向までデザインに取り入れたビスなど、アイコニックなデザインで人気です。ステンレススティールから、18金、プラチナ製、ラバーバンドのモデルなど様々なラインナップがあります。
ヴァシュロン・コンスタンタンの魅力
ヴァシュロン・コンスタンタンは若い世代向けと言うより、40代以降の人生の重みが増してきた年代の人向けの時計と言えます。デザインには渋みが感じられ、辿ってきた人生の重みを彩るにふさわしい時計です。ヴァシュロン・コンスタンタンのモデルである「フィフティーシックス」。抑えめな価格で手が出しやすく、初めて同社の時計の購入を考えられている人や、すでにお持ちの人もプライベート使用のセカンドウォッチとしておすすめです。モダンでスタイリッシュな見た目は日中のビジネスシーンからアフターファイブまで場所や服装を選ばず使いやすい万能な1本として活躍してくれるでしょう。
ランゲゾーネの魅力
ランゲゾーネはドイツの時計ブランドで、工芸品のようなデザインが特徴の時計を生産することで有名です。またムーブメントも熟練の職人の腕で造り出されており、美しさと精巧さを兼ね備えた時計を手に入れることができます。
ランゲゾーネを代表するモデルである「サクソニア」。ランゲ1と共に1994年リリースされた「サクソニア」はクラシックな名機であり、定番ともいえる人気モデルです。バーインデックスでシンプルなデザインのサクソニアの中でも、スモールセコンドを配したサクソニア・フラッハは厚さ5.9mmの極薄ボディで高級感がより際立っているドレスウォッチです。最もミニマルなモデルといっても過言ではないでしょう。
ブレゲの魅力
ブレゲはスイスの時計ブランドで、時計愛好家達を魅了するモデルを多数生産しています。気品あるモデルやスポーツ向けのモデルなど、さまざまな種類のモデルがあります。ブレゲ代表するモデルである「マリーン 5517」。新世代「マリーン」の中で最もシンプルなのは自動巻き中3針の「5517」モデルだが、ケースと滑らかに連続するブレスレットによって「マリーン」のデザインは際立ち、独特のスポーティールックが存在感を増した。普段使いをはじめ、着用シーンを選ばずブレゲのラグジュアリーが楽しめるだろう。
メンテナンス、維持費
精巧な時計は維持をしていくために定期的なメンテナンスが必要で、メンテナンスには費用がかかります。時計を維持していくためには、オーバーホールが必要です。雲上時計のような高級時計のオーバーホールは費用が高くなりがちで、10万円以上はかかると考えておくと良いでしょう。また、オーバーホール時にパーツ交換などを行うこともあるので、20万円以上を予算として見積もっておくべきです。
まとめ
雲上時計の中にはシンプルなデザインで、薄型小ぶりなケースサイズの腕時計が多々あります。プライベートだけでなく仕事でも使いたいのであれば、このような種類の腕時計を選べば普段から使用できます。歴史、技術、ステイタスなど全てを兼ね備えた“雲上ブランド”は、非常に手の込んだ作りをしているため、必然的に高価になります。
そのためおいそれとは手を出せないのだが、実はこういった特別なブランドであっても普段使いができる“エントリーモデル”は存在します。もちろんエントリーとはいっても、品質レベルは最高峰。毎日でも雲上ブランドの時計を楽しみたいなら、こういった目線で時計を選ぶのもいいかもしれません。