アランシルベスタインは限定モデルが多い？魅力は？
アラン・シルベスタインの腕時計は、また、色使いやフォルムまで奇抜なデザインだと捉えられる事が多いです。年間2000本しか制作されない貴重な時計です。原色を使ったデザインが特徴で、ポップなデザインは遊び心を感じさせます。主に、針は赤、長針は青、秒針は黄色に着色されていて他にも黒や白色を使われていることが多いです。このデザインはバウハウスという建物の影響を受けていると言われています。
バウハウスとは、モダンデザインの礎を築いたと言われるドイツの美術建築学校のことです。創業者の創業者のアラン・シルベスタイン氏は元々インテリアデザイナーで建築の専門家であったからです。実は親日家としてもしられておりその所以は、1987年にバーゼルフェアと呼ばれる時計の見本市に時計を3本出展したとき、唯一買付をしてくれたのが日本の会社ということがあったようです。
一度見たら忘れることが出来ないデザインも多く、人とは違ったおしゃれを楽しむためや、個性的なファッションがお好きな方にはお勧めできます。ですが、その反面、並行輸入品は本国フランスでしかメンテナンスの受付が出来ないので使い続けることとメンテナンスの事を考えると少し不安が残るかもしれません。
アラン・シルベスタインの人気のモデルは？
おしゃれで個性的、そんなアランシルベスタインが気になる、手に入れたいという方におすすめの人気モデルをご紹介します。
●KMARINE-E1 KM1
500本限定販売のもので、ケースはステンレス、ベルトはラバーベルトの機械式の時計です。黒の文字盤を基調に赤、黄緑、黄色を各場所に散りばめたデザインとなっています。
●Krono Bauhaus Gummy Steel - Limited 500 Pcs.
アラン・シルベスタインの数あるコレクションの中でこのモデルはバウハウスの名を冠したモデルとしてデザイン的にバウハウスの影響が最も色濃く出ているモデルです。クロノグラフ・24時間表示・デイデイト表示を他には真似のできないデザインで立体化し、三角柱竜頭（リューズ）が絶妙なアクセントを与えています。サッカー選手牧野智明さんや、石井正則さんも同モデルを着用していたことがあります。
●キャラバン KV11
2つの時計が一本にまとまっている奇才ならではのデザインで、これぞアラン・シルベスタインの発想！決して既成概念に縛られることが無く、われわれの常識を常に超えたところから新たな腕時計を発信してきます。これは前代未聞の発想が見事に形になった非常に稀な例です。石坂浩二さんも着用されていました。
●クロノバウハウス・アリゲーター
アラン・シルベスタインの腕時計はどうしても奇抜な発想のデザインや、独特な作りに目が行きがちですが、このモデルはムーブメントにレマニアの5100を採用しており、時計通をうならせる本格仕様になっています。ベルトの素材も本革アリゲーターを使用しているためスタイリッシュに着こなすことが出来ます。
アランシルベスタライン、今年2022年の新作は・・・？
2021年夏、トリプティックシリーズのリミテッドエディションとしてデイデイト、レギュレーター、モノプッシャークロノグラフの3部作をリリースしています。2022年3月31日よりスイスで開催されるTime To Watchesではこの第2弾が新たなモデルとして発表されます。このコラボレーション企画は毎回世界限定178本でリリースされ完売必至の企画として話題を振りまいていますが今回は日本市場の要望を取り入れたモデルとして、世界に先駆けブランドのアイコンであるレギュレーターが日本で先行発売されます。
爽やかなシルバーホワイトの文字盤に置かれた針はバウハウスデザインで用いられるアランシルベスタインのアイコンカラーともいえる赤、青、黄色を配色、ストラップは文字盤にマッチする白のパイピングを施したグレー。コレクターズアイテムとしてまた実用的な時計としてお使いいただける商品に仕上がりました。また日本先行発売を記念してSIGGボトルが購入のお客様にプレゼントされるようです。
まとめ
時計界のピカソといわれるアラン・シルベスタインの腕時計は、どれも他には真似のできないオリジナルなデザインをしており、唯一無二の存在感があります。コレクションとして持つもよし、実用面も◎ですので是非手に入れて楽しんでみてくださいね。
