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中古時計は良いの悪いの?メリットデメリット合わせて色々解説

中古時計は良いの悪いの?メリットデメリット合わせて色々解説

中古時計とは一般的にブランドリサイクルショップや高級時計専門店などで販売されている一度誰かの手にわたったあとの商品です。ここでは並行輸入品や転売が多く中古市場とはいえ新品で出回ってることの多いデイトナなどはまた別の記事で書かせていただきますね。

新品と中古どちらを買えばいいの?

「高級腕時計を買おう!」と思ったときに、皆さんは新品と中古のどちらを選びますか?どっちを選ぶかは当然その人の考え方ひとつで変わってきます。

「中古品には抵抗がある」という方は、当然新品を買いますね、正規店での購入であれば必ずアフターフォローも受けられ、なにより正規店で購入したという事実は時計に対する思い入れも変わってくるものです。他人が1度でも付けたものは自分の時計と思えない、そんな考えの人もいるかもしれません。純粋に、新品は気持ちが良いのです。逆に中古であることを気にしないという方も大勢います。

 

【中古品のメリット】

・新品に比べて価格を抑えられる

・現行モデルだけではなく廃盤モデルも選択肢に入る

・ハイグレードモデルでも中古だと手が届く

このように新品購入に比べてメリットと呼べる部分が多いです。今は中古品であっても付属品がすべてそろっている物も多く、ほとんどの中古時計販売店はメンテナンスをして販売していますので新品に比べて壊れやすいということもありません。しかも有名ブランドの定番モデルなどは中古でも価格が安定しており、買い替える時に購入金額とあまり変わらない金額で売却できることもありますのでそれもメリットのひとつといえますね。

中古品購入時の注意点 お店選びも慎重に!

店頭で販売されている中古時計だと、自分がわからなかったとしても専門知識を備えたスタッフが丁寧に説明してくれることもあるので大丈夫かもしれません。

ですが、自分で見るべきポイントをしっかりと抑えておいたほうがその個体が他の同じ商品にくらべて割高なのか割安なのか、という判断がつく様になってきますので中古時計の購入を検討されている方はある程度の知識も必要になります。

無いと思いたいですが、程度の悪い個体をいい商品と偽り販売しているお店もあるかもしれませんからね。折角新品よりもお得に買えたのにすぐに壊れてオーバーホールで10万かかってしまった・・・なんてことの無いようにしましょう。

 

~付属品の有無をチェック~

新品購入時であれば必ずついている付属品は、中古品だと無い場合も多いです。箱やギャランティーカード、ブレス調整コマなどが付属しているかどうかは気にするべきポイントですね。逆にこの付属品がいらない方はあえて無いものを選んでもいいかもしれません。相対的に価格が安くなる傾向にあります。そのかわり当然ですが時計売却時には付属品が無いことにより買取価格も下がってしまいます。

商品コンデションはここをチェック!部位別に解説!

中古品とはいえ綺麗に越したことはありません。ただ綺麗であればあるほど中古品の中でも価格帯はあがっていきますので中には新品とさほどかわらない値段もあったりします。ではどこを見るべきか?

簡単にわけると、文字盤・針・風防(ガラス)・ケースとブレスレット・ムーブメントの項目にわけれます。

 

・文字盤

注目すべきはヤケ具合です。店員さんなんかはエイジングという言葉を使ったりもしますが、簡単に言うと日焼けですね。アンティークの時計だと日焼けの仕方によっては逆に値上がりするということがありますが、基本的にはヤケはマイナスポイントです。が、ヤケの判断は本当に主観に左右されがちです。違和感なくムラなくヤケていて、自分がそれを気にしなければどんなにヤケていようと気に入ったものを選んでください。自分が気に入ったヤケ具合の時計が安く買えることもあると思います。また、シェル文字盤だったりするものはたまーにヒビや割れが出ているものもあります。もし気になった場合は必ず確認してください。

 

・針

針は金属性ですので腐食がでている場合があります。なんだか変色している、ザラついた感じになっている場合は腐食が進んでいる場合が多いので注意しましょう。極わずかの腐食であればあまり気にならないかもしれませんがパッと見てわかる腐食は避けたほうが無難です。一日に何度も見る腕時計、見るたびに腐食した針が目に入ると気持ちも萎えてきますよ。

 

・風防(ガラス)

これは文字盤と針を守るガラスのことです。時計の種類によってはプラスチックだったり普通のガラスだったりしますが、近年の高級腕時計はサファイヤクリスタルガラスというサファイヤとほぼ同じ硬度をもったガラスを採用しています。(高級時計の一部では雰囲気の維持などの理由でプラスチックを採用しているモデルもあります)

サファイアクリスタルガラスは上記の通りかなり固い素材でできています。プラスチックや普通のガラスに比べて擦り傷もつきにくく、ガンガン使ったけど風防は綺麗、な個体も多いですよ。ですが、固いといっても割れないわけでも傷がつかないわけでもありません。思い切りぶつけると傷がつきますし、プラスチック等にくらべると粘性に乏しいため欠けてしまうことがあります。また、ロレックス等のデイト表記のある時計はデイト部分が拡大するサイクロップレンズになっています。こちらはそこの部分だけ少し出っ張る形になっているので傷がつきやすい部分となります。

風防の傷はパッと見た感じではわかりづらいものもあるので購入を決める前に入念にチェックしてくださいね。

 

・ケースとブレスレット

まずはケースですが、一番大事なのは大きな打痕やキズが無いかどうかを見てください。販売店での多くは中古時計は全体を研磨(ポリッシング)してから販売しています。字のごとく削りますのでうすい傷などはこれで見えなくなりますが、全体はピカピカなのに傷が見える場合はポリッシングではとれない程の深い傷だということです。また、ポリッシングも何回も行うと薄くなっていきます。もしわかるのであれば店員さんに回数などを聞いてみましょう。

ブレスレットも同じくポリッシングである程度は綺麗になります。ですが、ケースと違って一番大事な部分はブレスの伸びがないかどうかです。伸びているというのはたるんでいると言い換えても構いません。

ブレス部分は経年劣化でも伸びますし、少しキツめに装着されていたりするとどんどん伸びていきます。この伸びは修理しようがなく、伸びてないブレスにするにはブレスの全交換しかありません。なので購入時はかならずブレスの伸びは確認してください。

 

・ムーブメント

これはさすがに肉眼では確認できませんので店員さんに質問して確認しましょう。時計内部はかなりの精密さです。そのため当然ですが経年によって徐々に徐々に劣化していきますね。するとどうなるか。機械式時計に日差はつきものですが、これが大きくなります。

普通の機械式時計で日差±30秒、高級時計なら±10秒くらいでしょうか。中には機械式時計でありながら日差1秒というムーブメントもありますが、金額もけた違いになってることが多いです。日差といっても次の日のまったく同じ時間にもう一度行って誤差を確認するわけではなく、おそらく時計店はほとんど日差を調べる機械があるので言えば調べてくれます。あまりに日差が多い時計は修理が必要なパターンもありますのでその辺も考慮してみてください。

ちなみに高級時計でクオーツ式のものは少ないですが、クオーツ式は日差ではなく年差±数十秒程度が規格なので機械式時計とはけた違いに正確です。これは1万円以下のクオーツ時計であってもほぼ同じ水準です。ちなみに日本が誇る時計メーカーCITIZENのムーブメントの中にはなんと脅威の年差±1秒のものがあります。さすがは技術大国といわれる日本のメーカーですね。ただ驚異的ではありますが、年差数十秒でも年差1秒でも時計に興味が無いとあまりピンとこないかもしれません。このあたりも時計はロマンの塊といわれる理由があるかもしれませんね

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は中古時計を購入するときのメリットデメリットや購入時の注意点などを書かせていただきました。中古時計だと憧れの時計がお得に買えるかもしれない、ですが中古を買うのはすぐ壊れたりなどのリスクを伴います。正しい知識をつけて選べば必ず納得のいく時計が中古でも手に入りますので、今回書かせて頂いたこと以外にも是非お調べしてみてください。

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