まずはロレックスの代表作を知ろう
ロレックスは知名度が注目されがちですが、機能性の高さも人気の理由の1つです。ロレックスには大きく分けてスポーツモデルとドレスモデルの2ラインがありますが、それぞれ異なる機能を持つ時計がラインナップされています。
例えば、ロレックスでもっとも人気で入手困難なデイトナというモデルは、モータースポーツ用にクロノグラフ機構を搭載しています。また、3900m防水のシードゥエラー、探検家向けに視認性を高めたエクスプローラーシリーズなど、高性能な時計が多数揃っています。それぞれのモデルにこだわりを感じさせる機能性の高さが、世界中のファンを魅了する理由でもあります。
今回ご紹介するゼファーはベルトを変えることでスポーツモデルとしても、ドレスモデルとしてもいける珍しいタイプなのです。
ゼファーの始まりはチェリーニ
チェリーニは、一見するとロレックスの時計とは思えない独特のデザインで展開しています。ムーンフェイズ機構を搭載したモデルなど、スタイリッシュで落ち着いた印象のデザインが揃っています。クラシカルでシンプルな高級時計をお探しの方にピッタリのラインです。そんなドレスモデルの時計で人気を博していました。
シンプルかつゴージャスを彩る時計
ダイアルに文字列記がある訳でもなく、ゴールド一色に見受けられる雰囲気は視野性も良いとは言えません。しかし、小振りのドットインデックスとクロスラインを配した文字盤、それに18金ベゼルがゴージャス感を持たせるモデルであり、当時はアメリカ向けに作られた時計の様です。このゼファー(Ref.6582)は1stモデルで、搭載ムーブメントは1950~1960年代にみられる18,000振動ロービート・オールドムーブCal.1066であり、GMTマスター1stモデルやデイトジャスト1st等に使われた機械です。この年代のオイスターにはCal.1030が多く見受けられますが、この時計にはこの上級キャリバーが搭載されております。
ロレックスの中でも製造の多い時計
1950年頃から1990年頃まで長年に渡って製造された「ゼファー」。ロレックスは細かくマイナーチェンジを行いながら一つのモデルを多く作ることはありません。しかしこのゼファーは長い期間作られていたこともあり数が多くあるのも一つ特徴なのです。長年に渡って多く生産されたことで、人気でありながら現在でも低価格で購入できるモデルです。アンティークな雰囲気が漂う外観。ゼファーベゼルは、ゼファーのデザインの要とも言える部品のため、彫の深さや形状が価値に大きくかかってきます。それゆえ、ゼファーを購入する際にはベゼルをしっかりと確認し、すでにお持ちの方は入念な手入れの行い、キズがつかないよう注意して使用するようにしてください。
まとめ
ロレックス欲しいけど、、、しかし他と被るのは嫌だ。なんて方はこのゼファーはおすすめです。ブレス部分はノーマルタイプとレザータイプがありそれぞれに味があります。レザータイプにすることでビジネスシーンで活躍間違いなしの見た目になってくれます。他モデルとは一味違う魅力を出してくれる最高の時計です。