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ランゲ&ゾーネ1815

ランゲ&ゾーネ1815

世界最高峰の超高級時計を製造するドイツブランド「ランゲ&ゾーネ」についてお届けします。

ランゲ&ゾーネとは

ランゲ&ゾーネはドイツ・グラスヒュッテで創業された世界5大腕時計の一角をなすメーカーです。このブランド名はドイツ語で「ランゲとその息子たち」という意味があります。初代創業者であるアドルフ・ランゲは二人の息子に恵まれました。そして、その息子たちも父親に負けず劣らずの優れた才能を持った時計師へと成長を遂げました。そんな彼らに会社の運営・技術開発を引き継ぎ、1868年に息子たちによってA.ランゲ&ゾーネという現代に繋がるブランド名が誕生しました。

ドイツ・ドレスデンの技術学校に通ったアドルフ・ランゲは、パリなどで時計職人としての修行を積んだ後、1845年にザクセン王室の支援を受けて、ドイツ東部のグラスヒュッテにA.ランゲ・ドレスデンを創業します。

1868年、長男のリヒャルトが経営に参画したときに、屋号をA.ランゲ&ゾーネに改め、1871年に次男のエミールも経営陣に加わります。1875年にアドルフ・ランゲは60歳でこの世を去りますが、このときグラスヒュッテは、A.ランゲ&ゾーネを頂点とする精密時計産業地帯に変貌していまいた。その後、順調に成長を続けたA.ランゲ&ゾーネは20世紀初頭に勃発した第一次世界大戦と世界恐慌は無事乗り越えましたが、第二次世界大戦において大きな変化を迎えることになります。終戦前夜に空襲の直撃を受けて本社は消失します。

そして、終戦後の1948年には資産を社会主義国東ドイツに接収され、さらにグラスヒュッテ国営時計会社に統合されるかたちで、A.ランゲ&ゾーネというブランドは消滅してしまいます。

1924年生まれのウォルター・ランゲは、A.ランゲ&ゾーネの最盛期から消滅までを体験した人物です。1948年にベルリンの壁の西側、プフォルツハイムに亡命し、時計工房を開いてA.ランゲ&ゾーネ再興の機会をうかがいます。

ウォルター・ランゲは、ドイツ国境に間近いスイス・シャフハウゼンに拠点を置く時計メゾンIWCと協力関係を築きます。しかし、1970年代に襲ったクォーツ・ショックにより再興の機会は絶たれました。転機が訪れたのは1989年11月、ベルリンの壁の崩壊です。ここで、IWCの社長でありドイツ人のギュンター・ブリュームラインとともに「A.ランゲ&ゾーネ」ブランド再建のための行動を始めます。

そして1990年、東西ドイツが統一されるとすぐさまA.ランゲ&ゾーネの再登記と商標登録を行い、ザクセン州(元グラスヒュッテ)にて本社「ランゲ・ウーレンGmbH」を設立、42年越しのブランド復活を果たしました。

1992年に新生A.ランゲ&ゾーネ初の特許「アウトサイズデイト」を出願、1994年には復興コレクションの第一弾として「ランゲ1」「アーケード」「サクソニア」「トゥールビヨン”プール・ル・メリット”」の4種をリリースします。

そして2000年に再建を支援したIWCとともに、リシュモングループの傘下に入りました。A.ランゲ&ゾーネは現在もグラスヒュッテの伝統工芸を守り続け、科学的手法とマイスターの手仕事による精密な時計製造を行うことで、世界有数のブランドに数えられるまでの急成長を遂げています。

ランゲアンドゾーネの特徴

A.LANGE&SOHNE(A.ランゲ&ゾーネ)は、唯一パテックフィリップに追随すると言われており、世界5大時計ブランドの一つでもある老舗腕時計メーカーです。A.LANGE&SOHNE(A.ランゲ&ゾーネ)の独自性を決定づけるポイントのひとつとして、モデルに対してそれぞれのムーブメントを自社製造しており、新作ムーブメントを搭載してこそ、新作モデルだという思想が根付いているのです。

一般的な時計メゾンは他社製のエボーシュをカスタマイズしたムーブメントを制作したり、マニュファクチュールであっても自社製ムーブメントをベースに改良したりすることが多い中、モデルに合わせて毎回ゼロからムーブメントを設計しているほどのこだわりっぷりです。さらに、部品は真鍮ではなく洋銀を使用しており、すべてのムーブメントを一度完璧なポジションへと仮組みしてから解体、徹底洗浄し、マイスターが一人で本組みを行うという二段階組み立てで作り上げています。

代表モデル

●ランゲアンドゾーネ1815

1815というネーミングは、A.ランゲ&ゾーネの創業者フェルディナント・アドルフ・ランゲ生誕の年を表しています。F.A.ランゲは1845年、ドレスデン郊外のエルツ山地にある小さな町で時計工房を開業することを決意します。この勇気ある決断が、ドイツの機械式時計産業の成立につながり、また同時に当時貧困に苦しんでいたエルツ山地に活気を取り戻すことになります。やがてF.A.ランゲが製作する懐中時計の評判は世界に広まり、王侯貴族も愛用する時計として知られるようになります。

1815は、ブルースチールの針やアラビア数字、線路をイメージしたレイルウェイモチーフの分目盛りなど昔年のランゲ製時計を彷彿とさせる要素を取り入れ、ランゲ一族に継承されてきた時計作りの伝統を体現する時計です。ムーブメントにも、素材の特性をそのまま生かした洋銀製の4分の3プレート、ブルースクリュー、ビス留め式ゴールドシャトン、ハンドエングレービング入りテンプ受けを始めとする伝統的な要素を取り入れています。

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