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時計の格付けについて

時計の格付けについて

このページを見ていただいている方は、少なからず時計ブランドの格付けや立ち位置に興味をお持ちの方ではないでしょうか。なぜ時計の『格』が気になるのだろうか。今日の腕時計は最も他人の目に留まる装飾品の一つと言えます。それ故に、時計の『格』はご自身の『格』としても見られる事が多いため、時計によっては成功者なの証として判断される世の中となってきております。では、時計における『格』とは何によって決まるのでしょうか。今回はその基準と合わせて格についてご紹介していきたいと思います。

格付けの基準その1:精密具合

腕時計には大きく分けて電池式(クオーツ)と、ゼンマイを巻いて動かす機械式とがあります。機械式のものは非常に複雑な構造となっており、ほとんどの高級時計は機械式であることが多いです。

時計職人たちが幾つもの細かいパーツを丁寧に組上げ、そのパーツたちを組み合わせてひとつの腕時計となっていきます。その工程には神経をすり減らす思いしながら大事に組み上げていくので自ずと時計の値段も高くなるのが理解できましょう。

また、ブランドによって複雑な構造を搭載したモデルもあり、その独自の技術を持つブランドは長い年月をかけて技術が認められるとブランド時計として格が高いと言えるのではないでしょうか。

格付けの基準その2:歴史や伝統

「人気」や「知名度」はもちろんですが『格』としての話となるとやはり積み上げてきた重みを考慮すべきかと思います。時計とはいえ、現在のモデルや構造は簡単に生まれてきたわけではなく何百年と技術を受け継ぎ培われてきて良いところは残しつつ進化をしているので格付けの評価に値するのではないでしょうか。

格付けの基準その3:デザイン性や独創性

そのブランド毎の時計のオーソドックスなデザインで何十年、何百年にもわたってファンを魅了し続けているモデルがあることはブランドにとって強みで最も重要なポイントと言えます。最近の時計では流行り廃りで価値が下がってしまうものが多く本物の格とは言いづらい時計が多いようです。情報社会の今日SNSやネットが普及されたのをいい事に、次から次へと新しいモデルやアイディアが出てくるので、定着するという事が難しい世の中になってきているのではないでしょうか。

いかにこの時代に乗りつつ商品(デザインや構造)をヒットさせるのかが格につながるポイントとなります。また、高級腕時計ではダイヤモンドや金、プラチナなど「高級素材」を使うことも多くあります。素材自体の価値が下がらないものを使うことで高級時計として位置づけし値段にも納得せざるを得なくするのも試行錯誤のうえで大事なことである。

知っておくべき?世界5大時計!

「世界五大時計」と言われている時計をご紹介していきたいと思う。『格』といえば真っ先に出てくるブランドなので時計に興味がある方は聞いた名前もあるかも知れませんが、ここで抑えておきたいところですね。

 

「パテック・フィリップ」

世界5大時計として紹介していますが世界3大時計にも位置づけられる時計です。世界3大腕時計の中でも頭一つ抜きに出ているとされ、圧倒的なステータスを誇ります。特徴は「最高峰の精密具合」と「シンプルで飽きのない高貴なデザイン」です。1893年に設立され確固たる地位を築き上げてきました。イギリスのヴィクトリア女王をはじめローマ教皇やチャイコフスキーなど多くの貴族・芸術家などに愛用されてきました。

また、企業側が中古時計を一定の高値で買い戻すなどして中古市場でも高い価値を保ち続ける企業努力もしております。価値が下がらない時計のひとつと言われる所以です。有名なモデルの話ですと、最近ではYouTuberのヒカキンさんが2019年に推定5,000万円の「ノーチラス5719/10G」を購入した動画が話題になりました。身に着ける資産とも言われており知名度や金額面からみても身に着けている者は成功者の証として見られること間違いないだろう。

 

「オーデマピゲ」

このブランドの最も大きな特徴は、「歴史」です。1875年設立でジュール=ルイ・オーデマとエドワール=オーギュスト・ピゲの二人が立ち上げとされます。お互いの文字からオーデマ・ピゲというブランド名となり、1875年の創業以来、一族経営を貫き続けている伝統と歴史があります。百何十年もの間、血統を守り続け、買収されずに長く続いているという歴史から、ゲン担ぎとして経営者に非常に人気の高いブランドとなっています。

もちろん歴史が長いだけではありません、それまでになかった独創的なデザインの八角形ベゼルと六角形の八本のネジが特徴的なオーデマ ピゲを代表する「ロイヤル オーク」、ローマの円形競技場にインスピレーションを得てデザインされたとする、「ミレネリー」など優れた技術力はもちろんのこと、デザイン性にも非常に高い評価を受け現在も人気を博しています。

 

「ヴァシュロン・コンスタンタン」

「歴史」「構造」それぞれに特筆すべき偉業があります。まず、「歴史」について。このブランド時計は1755年にジャン=マルク・ヴァシュロンにより創業されました。創業以来260年以上にわたり営業を継続している最古の時計ブランドで現在はスイスのリシュモングループの傘下に加わっています。

続いて「構造」について。顧客にはエジプト王などから愛用されていて、当時から世界一複雑な時計と言われていました。2015年に史上最も複雑な時計とされる2826個のパーツからなる「リファレンス57260」を発表し、設計と製造に8年もの年月を費やし、最先端の技術と伝統的な手法の組み合わせによって57種の複雑機構を搭載したモデルも完成させている。

 

「ブレゲ」

1775年に天才時計技師と謳われたアブラアム=ルイ・ブレゲが創業したブランドがブレゲです。知名度としては世界3大時計ブランドに及びませんが、時計の歴史を200年早めたと言われるブレゲの輝かしい功績は5大時計ブランドとして称えられるに誰しもが納得します。代表的な機構としては、今ではほとんどの高級腕時計で登載されている「自動巻き」で信頼性の高い自動巻時計を初めて実現したのはブレゲと言われております。

他にもうるう年の調整まで自動で行ってくれる「パーペチュアルカレンダー」や内部の構造を回転させて姿勢差によるズレをなくす「トゥールビヨン」など、枚挙にいとまがありません。ブレゲなくして今の時計はないとまで言われております。

 

「Aランゲ&ゾーネ」

1845年創業でドイツを代表するブランドです。世界5大時計の中では若い部類に入ります。特許取得の大型デイト表示や、ムーブメントの輪列の全軸を一つの地板で支え、全体の安定性を向上させるという、今やドイツ時計の代名詞である4分の3プレートを考案するなど、械式時計製作に多くの革命をもたらしたとされています。知名度は3大時計には及ばぬものの5大時計のひとつにふさわしい時計ブランドとなっている。

 

まとめ

時計の格について記載してきましたが紹介してない高級時計もまだまだあります。その中でも今回ご紹介させていただいた時計は、精密具合、歴史や伝統、デザイン性や独創性の視点からもまさしく『格』そのものと言えましょう。ブランドそれぞれにストーリーやモデルの開発秘話やコンセプトがあるので皆さんもこれをきっかけにして、自分に合う時計ブランドを探してみてはいかがでしょうか。

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