目次
ベルギー王室も御用達!デルヴォーというブランドってどんなブランド?
デルヴォーのバッグをチェックする前に、まずはデルヴォーとはどのようなブランドなのかを理解しておきましょう。デルヴォーの歴史やこだわりを紹介します。デルヴォーは、ベルギー王国誕生(1830年)とほぼ同じ時期、1829年に創業したファインレザーグッズのブランドです。創業1929年というのは、レザーグッズブランドの中でも世界最古。
1883年にはベルギー王室御用達にも認定され、現在もベルギーを代表するブランドとして世界中のセレブ達に愛されています。デルヴォーのバッグの魅力は高い品質。バッグ作りの全行程を職人が一貫して手作りしています。一つ一つ丁寧に作られたバッグを手に取れば、クオリティの高さや素材の良さをしっかりと感じることができるでしょう。
では次に、デルヴォーが作る「ブリヨン」というバッグについて解説していきます。
デルヴォーのブリヨンってどんなバッグ?
デルボーのブリヨンは、台形型のソフトなフォルムと美しいカーブを描くハンドルが印象的なフラップ付きハンドバッグで、1958年のブリュッセルで開催された世界博覧会で発表されました。以後、現在に至るまでデルヴォーに燦然と輝くアイコンバッグとして君臨し続けています。ブリヨンの特徴は、何といっても64種類ものパーツに分かれたレザーで構成されている点。
パーツを成型するには約8時間もの時間を要し、その後職人のハンドステッチによって一つひとつ丁寧に仕上げられていきます。大きく曲線を描いたバックルとハンドルは、デルヴォーの重厚な歴史を物語る気品とオーラを感じさせます。馬蹄をイメージしたバックルはデルボーの頭文字の「D」とリンクし、そのアイコニックなバックルは発売当初から変わることのないシグネチャーとして継承されています。
ベルギーの著名な建築家との共同デザインとのことで、建築家らしい斬新で構築的なカッティングは、現在においてもモダンな雰囲気を感じられるタイムレスな逸品ですね。また、ブリヨンに使われる素材は艶が美しいボックスカーフや、長年高級の象徴とも言える爬虫類のものが主流。特にアリゲーターレザーはカスタムオーダーも対応しており、使い込むごとに味が出る経年による変化も楽しめます。
使われる素材は季節ごとに再考されており、作られるその時期に合わせて最高品質の素材を見つけてバッグに使うこだわりの高さもブリヨンの魅力です。このようにして職人技を駆使して仕上げられるブリヨンは、素材バリエーションも広げ時代とともに進化を続けています。デルヴォーのブリヨンには用途やシチュエーションによって様々なサイズがあります。
・大きめサイズのGM
・普段使いにぴったりなMM/PM
・愛らしいミニサイズ
などがあります。
デルヴォーのブリヨンは使いにくい?
様々なサイズがあり用途やシチュエーションによって使い分けができるブリヨンですが、使いにくいという意見がチラホラ散見されます。それは開閉の際に表のバックルを毎回外さないといけないことです。確かにファスナータイプのバッグと比べると、開閉に関しては煩わしいかもしれません。しかしデルヴォーのブリヨンというバッグを日常的に常用的に使うという方は少ないと思いますので、そういった煩わしさも含めてデルヴォーのブリヨンを所有して使っているという優越感に浸って頂ければと思います。
開閉を除けばブリヨンは非常に使いやすいバッグだと言えます。長財布や折り畳み傘もすっぽりと入れられるサイズもあるので、収納力があるバッグがいいという方も満足していただけるサイズが用意されています。中は、ファスナーポケットにオープンポケット、さらにうれしいのがキーフックもついています。底にも鋲がついているので、直置きしたときにバッグの底が汚れる心配もありません。見た目は言わずもがなですが、非常に機能的なバッグと言えます。
デルヴォー・ブリヨンの大きさ・サイズについて
ブリヨンはいくつかのサイズ展開がされています。サイズごとに紹介していきましょう。
・ブリヨンGM(サイズ:横36cm×縦28cm×マチ18.5cm)
ブリヨンGMはA4サイズの書類もしっかりと入る大きさです。中には、オープンポケットとファスナーポケットが各1ずつあります。脱いだカーディガンを収納したり、ショッピングで増えた荷物をまとめることも可能です。丈夫な作りのため型崩れしにくく、落ち着いた色を選べばビジネスシーンでも活躍することでしょう。
カラーや素材のバリエーションが豊富なので、きっと好みのものが見つかるはずです。シンプルなカラーを選んで、チャームやスカーフでカスタマイズするのもおすすめです。レギュラーサイズのGMよりも縦幅を広げたブラックエディション(サイズ:横36cm×縦35cm×マチ20.5cm)も展開しています。ブリヨンにはリデザインされたコレクションも展開し、横長でソフトな「イーストウエスト」や、ブリヨンがそのまま小さくなった「チャーム」など、セレブやファッショニスタから人気を博しています。
・ブリヨンMM(横28.5cm×縦22cm×マチ13cm)
ブリヨンMMはデイリーユースしやすい使い勝手の良いサイズ感が魅力です。おしゃれなハンドバッグとして気軽に持ち歩けます。カラーや素材のバリエーションが豊富なので好みのデザインが見つかるはずです。上品な淡いピンクは、装いにフェミニンな甘さをプラスする優秀カラー。派手すぎないので品があり、大人のかわいらしさを演出できます。長財布や大きめの化粧ポーチも収まるMMは、ショッピングやランチといった普段使いに最適なデイリーサイズ。小柄な女性でも違和感のなく使えるスタンダードサイズですが、広めのマチ幅によって収納力も確保されています。
・ブリヨンMini
ブリヨンMiniはMMよりさらに小ぶりな作りで、荷物の少ない人におすすめのタイプです。ネーミング通りミニバッグとして活躍するサイズ。ランチなどのちょっとしたお出かけだけではなく、ディナーやパーティーといったナイトシーンにも活用できますね。他にもブリヨンMiniを少し横長にしたEast/West Miniとか、MMとMiniのちょうど中間サイズになるPMとか、用途やシチュエーション様々なサイズ展開がなされています。
ブリヨンおすすめの素材×カラーの組み合わせ
素材とカラーのバリエーションも充実したブリヨンのなかから、特に多くの支持を集めている素材とカラーの組み合わせをピックアップいたしました。
・セリエレザー(シボ革)×ブラック
レザーバッグの定番でもあるブラックと、革の表面に絶妙なシワ感をもたせ耐久性を高めたセリエレザー(シボ革)は、ヘビロテ必須の組み合わせ。フラップ付きのトップハンドルタイプのレザーバッグといえば、クラシカルでスタンダードな印象ですが、ブラックカラーのブリヨンは気品に満ちた大人のオーラを漂わせています。ブラックカラーのブリヨンは、ゴールドのDバックルが引き立つデザイン。素材のほどよい光沢感とバックルのゴールドカラーが美しく、持つだけでその日のスタイリングを一気にランクアップしてくれます。
・ボックスカーフ×ヌード
ヌードはブリヨン以外のラインでも展開している人気カラーのひとつで、明るくクリーミーなベージュカラー。透き通るように美しい素肌を思わせるヌードは、ほどよい光沢感としっとりとした素材感が特徴のボックスカーフと好相性で、デルボーらしい高級感も演出します。ひと目で高品質さが伝わるハンドバッグ。シックなスーツスタイルだけではなく、マニッシュなパンツスタイルやカジュアルなデニムコーデのアクセントとしても連れていきたくなります。
デルヴォーのブリヨンはどこで買える?
この記事を読んで「デルヴォーのブリヨンが欲しい!」と思ったあなた!当然デルヴォーがどこで買えるのか気になりますよね。2022年4月の時点で、デルヴォーのショップは東京に3店舗、京都に1店舗、大阪に2店舗の6店舗しかありません。その6店舗の情報を集めました。近くに店舗がない場合は、通販を利用しての購入が便利でおすすめです。
・デルヴォー 日本橋三越
住所:〒103-8001
東京都中央区日本橋室町1-4-1
日本橋三越本店 本館1階ハンドバッグ
営業時間:10:00~19:30
・デルヴォー Ginza Six
住所:〒104-0061
東京都中央区銀座 6-10-1
Ginza Six 2F
営業時間:10:30~20:30
・デルヴォー 表参道
住所:〒150-0001
東京都渋谷区神宮前 5-10-1
GYRE 1F
営業時間:11:00~19:00
・デルヴォー 京都髙島屋
住所:〒600-8520
京都市下京区四条通河原町西入真町52
京都高島屋店 2F
営業時間:10:00~20:00
・デルヴォー 梅田阪急
住所:〒530-8350
大阪府大阪市北区角田町8-7
阪急うめだ本店2階
バッグギャラリー
営業時間:10:00 ~20:00
・デルヴォー 心斎橋PARCO
住所:〒542-0085
大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-8-3
心斎橋PARCO 1階
営業時間:10:00 ~20:00
インターネット通販だと楽天市場やAmazon、ヤフーショッピングで購入が可能です。しかし実際に自分の目で見てみたい方は、やはり実店舗に行ってみることをオススメいたします。デルヴォーのブリヨンは、リユースショップでの購入もおすすめです。リユースショップを利用すれば、お目当てのアイテムをお得に購入できるでしょう。
しかも、リユースショップでの買い物は地球に優しくサステナブルな行動に。デルヴォーのバッグを購入する際はぜひ利用してみてください。リユースショップを利用すれば、定価で購入するよりもお得にデルヴォーのバッグを手に入れることができます。リユースショップと聞くと使い古された商品を思い浮かべる人が多いと思いますが、状態の良い商品もたくさんあります。新品同様でも、一度人の手にわたったため中古品扱いで安く売られているものも。
さらに、もう正規店では扱っていない廃盤商品や、貴重なヴィンテージのデルヴォーバッグに出会えるのもリユースショップを利用するメリットです。
まとめ
いかがだったでしょうか?デルヴォー ブリヨンは、開け閉めの時にちょっと面倒だなと感じるかもしれませんが、サイズも豊富で床に直置きしても底鋲がついているので直接底部分を汚すこともありません。サイズによっては長財布や折り畳み傘、ノートパソコンも入るので、荷物の多い方向けサイズもそろっています。使い勝手もよく気品あふれる見た目は、持っているだけでセレブの仲間入りをしたような気分にさせてくれること間違いなしです。
国内には6店舗しかなく、お近くに店舗がない方も多いと思います。実店舗に行って実際に見てみるのがオススメですが、難しい方はインターネット通販を利用したり、リユースショップに置いてある物を見てみることをオススメします。