18Kと刻印されているのは偽物? | 買取大吉
18Kと刻印されているのは偽物?
18Kなど数字の後ろにKがある。あとK、で刻印されている金製品は、偽物の可能性があります。
日本ではKの後に数字を表記するのが一般的です。
一方、「18K」といった刻印が入っているものは、東南アジアを中心とする海外製品に多く見られます。
金の純度とは
金の純度とは、金製品の中にどれくらい金を含有しているのか表したものです。
純度が最も高い「24金(K24・24K)」は、純金の割合が99.99%以上であることを示しています。
このほか、「22金(K22・22K)」は91.7%、「18金(K18・18K)」は75%、
「14金(K14・14K)」は58.5%、「10金(K10・10K)」は42%の純金が含有されています。
残りは銀や銅などの「割金」です。このように、22金や18金などの呼び方によって
純金の含有量は決まっています。1カラット増えるごとに金の含有量が4.17%増える計算です。
なぜ純金に割金を加える必要があるのでしょうか。
その理由として「純金のままだと柔らかく加工しづらい」ということが挙げられます。
純金に対して、「金属だから硬くて丈夫」というイメージを持っている方もいるでしょう。
しかし、純金は柔らかく熱に弱いという性質があり、
そのままジュエリーに加工すると傷がついたり変形しやすかったりするのです。
そのため、アクセサリーへ加工する際は、純金に「割金」と呼ばれる銀や銅などのほかの
貴金属を混ぜるのが一般的です。柔らかい純金にほかの貴金属を混ぜることで、
硬度や耐久性が高くなります。
18金の場合の割金の配合をご紹介します。
製品によって各割金の配合量は異なるため、参考程度にご覧ください。
ピンクゴールド
PGと表記されるピンクゴールドは、金の純度75%に対して、25%分の銀・銅・パラジウムを混ぜています。
銅の量が多いほどピンク色が強くなり、強度も高くなるのが特徴です。
ピンクゴールドは柔らかく女性らしい印象を与えるため、女性向けジュエリーに使用されることが多くなっています。
しかし、銅は酸化しやすい性質があり変色しやすいため、取り扱いには注意が必要です。
ホワイトゴールド
WGと表記されるホワイトゴールドは、金の純度75%に対して、25%分の銀・パラジウムを混ぜています。
カラーゴールドの中で唯一パラジウムが含有されているのが特徴です。
ホワイトゴールドは清潔感と上品さを感じる輝きがあり、変色や変質に強くなっています。
主に、アクセサリーや時計に用いられています。
イエローゴールド
YGと表記されるイエローゴールドは、金の純度75%に対して、
25%分の銀・銅を混ぜています。色味は純金に近く華やかで、非常に強度が高いのが特徴です。
日常使いのアクセサリーをメインに、ブライダルジュエリーとしても用いられています。
レッドゴールド
RGと表記されるレッドゴールドは、金の純度75%に対して、25%分の銀・銅を混ぜています。
強度が非常に高く、長持ちするのが特徴です。
レッドゴールドは、特徴的な赤味によって温かみのある印象を与えます。
女性向けアクセサリーや指輪に用いられることが多くなっています。
グリーンゴールド
GGと表記されるグリーンゴールドは、金の純度75%に対して、25%分の銀を混ぜています。
緑色が入ったグリーンゴールドは爽やかな印象があり、
指輪やオブジェに用いられることが多いようです。
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