セリーヌは子供靴専門店から! | 買取大吉
セリーヌは子供靴専門店からスタート
セリーヌ Celine は、子供靴専門店からスタートしたパリの服飾品ブランド。1945年に子供靴の専門店からスタート。セリーヌ・ヴィピアナ(Céline Vipiana)が夫と共同でパリに店をオープン。自分の子供のためにと、デザインを担当した妻の名が店名となった。そして現在では、女性・男性問わずバッグや衣類、香水…といったあらゆる商品を展開しています。
セリーヌはブランド・マーク(=ロゴ)の使用にも長けていた。最初のロゴ、馬車の柄とバックルのバッグ「サルキー」(一頭立二輪馬車)は1968年に商標登録された。ついで1971年には、「セリーヌ・チェーン」を登録。これはパリの凱旋門広場(エトワール)を取り巻く鎖をデザイン化したもので、同年、チェーン柄のブラウス「エトワール」も発売され、人気をよんだ。
1973年にはセリーヌ・チェーン中央部の紋章をかたどった「ブラゾン」(紋章)を商標登録。1980年代には、ブラゾンを幾何学的に並べた柄のキャンバス地(バッグでお馴染みの)を登録。セリーヌは1970年代のロゴ・ブームで確固たる地位を占めた。
1996年には、これまでアガシェだった経営主体がLVMHへ移る。モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン傘下となったセリーヌは、経営方針の全体が見直された。翌1997年、フランス本社が100%出資する株式会社セリーヌ・ジャパンが、インポート・ブランドとして日本にオープン。また同年、ニューヨークで活躍中だったデザイナー、マイケル・コースをクリエイティヴ・デザイナーに獲得。スポーティでシックな作風が話題を呼んだ。
1990年代後半から再発したロゴ・ブームに乗じて、マイケル・コースはブラゾンとセリーヌの頭文字Cを重ねたロゴ「C-ブラゾン」をリニューアル。2000・01年プレタ・ポルテの秋冬コレクションでは1980年代のリバイバルとして注目された淑女風のクラシック・スタイルの流行を大きくリードした。
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