PRADAの危機を救ったのは偽物を作っていた業者！？買取専門店大吉横須賀中央店がご紹介します！｜横須賀中央店

2022年07月10日

横須賀市・三浦市にお住いの皆様こんにちは！

買取専門店大吉横須賀中央店の金澤です！

本日は【PRADA】についてお話したいと思います！

~PRADAが一族経営を続けられた理由~

1913年のイタリアにてマリオ、マルティーノ・プラダ兄弟によって創業されました。兄のマリオ氏は世界各国を飛び回って像やセイウチなどの皮革を収集し、それらの素材を卓越した技術をもって豪華な革製品を製作しました。マリオが集めた素材には珍しいものも多く、それらを使用した鞄はミラノの富裕層から徐々に評判となりイタリア中で人気となりました。いずれプラダ製品の質の高さは欧米にも広がることとなりブランドとして大きく成長しました。

その後マリオは従来のセイウチの革で作られた高級なスーツケースは重すぎて使いにくいと感じ、軽量化した防水生地を使ったバッグを開発しました。その実用性の高さから世界中の人々から支持を受け、PRADAの名を世界中に広まるきっかけとなりました。

しかし、ここまで順風満帆だったPRADAも戦争の影響で大きな打撃を受けることになりました。戦争によって旅行をする人が減少すると鞄自体が売れにくくなってしまうためせっかく開発した軽量バッグも売れ行きが下がってしまったことが大きかったようです。さらには予定していた3号店の開店が出来なくなったり爆撃によって更なる経営不振に陥る等の不運が続き、弟のマルティーノも政治的問題でマリオの素を離れることになってしまいました。その後マリオがなくなってから二人の娘があとを継ぎますが創業者の不在は大きくPRADAのブランドは低迷期を迎えることになりました。

しかし、マリオの孫娘にあたるミウッチャ・プラダが後をついでからPRADAは大きな転換期を迎えます。それはミウッチャの夫であるパトリツィオ・ベルテッリというビジネスマンとの出会いでした。実はパトリツィオは元々PRADAの偽物を作っていたメーカーを所有していました！PRADAの危機を偽物を作っていたビジネスマンが救うことになるのは運命的なものですよね！その後ミウッチャがデザイナー、パトリツィオが経営・生産面を担当することで再びブランドとしての地位を高めていきました。そして現代ではだれもが知る有名ブランドになっています。