ジャパニーズ ウィスキー | 森小路駅前店
皆様こんにちは。
買取専門店大吉 森小路駅前店 田代です。
本日はジャパニーズウィスキーについて。
NHKドラマ「マッサン」の影響か、それとも世界的に有名な賞を獲得したからか、日本のウイスキーの人気が高まりを見せてから、ずいぶんたちます。
中でも異常ともいえる人気になっているのが、サントリー「山崎」などシングルモルトウイスキー。
2013年に生産がストップした「山崎10年」は現在、市場価格で数万円。メーカー希望小売価格の数倍ほど、グレードが上であるはずの「山崎12年」の倍以上の価値があるとも
評価されているのです。
その理由は、10年は造られていない一方で12年はまだ生産が続いているからです。とはいえ12年の方も、メーカー希望小売価格よりもはるかに高額な値段で販売されているのです。
「ならば、増産すれば」と、多くの人が思うかもしれません。
しかし、そうはいかないのがウイスキー。ウイスキーである以上、必ず数年は樽の中で熟成させる必要がありますから、今、増産したとしても結果が出るのは数年後。
山崎10年で多く使われていたレベルの原酒が完成するのは、10年後ということになるのです。
にもかかわらず皆が欲しいといいますから、ある銘柄の製造がストップしたり、品薄になったりしているのです。
そしてジャパニーズウイスキーが人気になっている理由はもう一つ、といいますか、これが主な原因ではないか?と推測されるのが、中国での人気です。
中国の人たちが、日本のウイスキーの旨さに気が付いたまではよかったのです。そんな彼らが目をつけたのが、ウイスキーの保存性の高さ。
ウイスキーやブランデーなど、アルコール度数の高い蒸留酒は、冷暗所で保管していれば劣化はしませんから、
贈答用もしくは、値上がりを見越して投資用として大量に購入・貯蔵されるようになりました。
何しろあの人口ですから、ジャパニーズウイスキーが空港の免税店から姿を消し、次に街の酒屋さんから姿を消すことになりました。
そうなると、高価でもいいから手に入れたい!となってしまうのが人情、市場価格が高騰するという事態を招いてしまったのです。
しかし、そんな状況も最近では変化を見せています。というのは、中国共産党が酒を個人輸入する際の関税を大幅に引き上げたから。
それまでは、先述の山崎10年などジャパニーズウイスキーの市場価格はうなぎ上りだったのですが、そのスピードに最近かげりが見えるようになったのです。
つまり山崎などの供給不足が解消されるかもしれない、これはジャパニーズウイスキーのファンにとっては朗報でしょう。
その一方で気をつけなければいけないのが、皆さんの家にストックしてあるジャパニーズウイスキーの売り時について。このまま寝かしておいても、もう値上がりは見込めないかも。
そればかりか単なる古いウイスキーになってしまい、購入価格を割り込んでしまう可能性も出てくるのです。
当店としては、サントリー山崎や白州、響、ニッカ余市や竹鶴といったジャパニーズウイスキーを早めに査定に出されることをおすすめします。
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