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2023年05月28日
本日は金等の貴金属製品の刻印について買取専門店大吉山梨小原西店がご紹介致します!
貴金属の刻印について 金製品を購入した際に付属品として、保証書が付いてくると思います。 お客様がお持ちの金製品の品位や品質を保証するもので、買取の際に併せてお持ちいただくことがありますが、長い期間身に着けなかったり整理や掃除の際に誤って破棄してしまうこともあると思います。 では保証書が無いと金の品位が分からないのか、というわけではございません。 基本的に金製品にはアルファベットや数字、国旗、ひし形等様々な刻印があり、その刻印から素材に関する情報が読み取れます。 刻印が示す内容は、金の純度や販売・製造元の情報、カラーやメッキ、金張りなど多岐にわたります。 「複雑で難しそう」と思いがちですが、実際には、ちょっとしたコツさえ知っていれば簡単に読み取ることが出来ます。 刻印が刻まれている理由は、以下のような製品情報をわかりやすく伝えるためです。 ・純度 ・販売元、製造元 ・カラー ・金メッキ金張り ただ、「正しい情報を伝える」というのは、あくまで刻印が必要な理由の一つに過ぎません。 より重要視されているのは、「偽物予防のため」という理由です。 古い時代から、価値ある金属として注目されてきた金は非常に貴重な素材であり、今なお世界中で愛され続けています。 多くの人が求める貴重な金属があれば、残念ながら「偽物」が出現するのも当然のこと。 金の偽物の存在は古くから知れ渡っていて、古代ギリシャでは、数学者アルキメデスが偽物かどうかを見分けるための物理的な原理を考案したほどでした。 この原理は、「アルキメデスの原理」として、現代でも活用されていますが、店頭で販売されている金製品の全てを疑い、アルキメデスの原理によって本物かどうか確かめるのは、現実的ではありません。 そこで活用されているのが、各種刻印でその金製品に関する情報を、広くわかりやすく公開することによって、「安心できる金製品である」という事実を示しているのです。 『K』とは、ゴールドの純度を表す単位、カラット(Karat)の頭文字です。 一般的な金の刻印についてご紹介していきます。 大きく分けて二種類の刻印があります。 ・日本では、金の純度を表すK(カラット)の頭文字に続けて、金と他の合金との割合を示す数字を刻印します。 ・海外などでは、Kと刻印せずに、9999や1000分率に換算した割合の数字で刻印 ・また、中国などで、万足金や千足金などの刻印もあります。 K24=999 純金 (以前は1000の表記) K22=917 (純金 + 他の素材) K20=835 (純金 + 他の素材) K18=750 (純金 + 他の素材) K14=585 (純金 + 他の素材) K12=500 (純金 + 他の素材) K10=417 (純金 + 他の素材) K 9=375 (純金 + 他の素材) ここまで見ると『なぜ、他の素材を混ぜるのか』と疑問に思う方がいるかもしれません。 金には柔らかいという特徴があるため、日常生活では傷がつきやすく型崩れしやすいというデメリットがあります。 例えば、ネックレスのチェーン部分が純金だと、どうのようなことが起きると思いますか? 力強く引っ張るとすぐに切れてしまうかもしれません。